『題名のない音楽会』公式ブログで『アイリッシュ・ミュージック』が紹介されました

先週末の土曜日(23日)の『題名のない音楽会』(テレビ朝日)は「ケルト音楽特集」でした。タイトルは「ケルト音楽を楽しむ休日」。ケルト音楽がついに全国ネットのテレビ番組に! とちょっとした感慨を抱きつつ楽しみにしていた番組です。

テレビでケルト/アイルランド音楽がとり上げられることはときどきありますが、必ず間違いや勘違いや過剰なテレビ的演出があったりしてもやもやさせられるのですが、この放送はストレス無し。30分という枠の中で、いま盛んに演奏している若い人たちのルーツと現状が手際よくまとめられていました。

メインゲストは東京芸大のケルト音楽サークル「g-celt」の創設者である豊田耕三さん(フルート/ホイッスル奏者)。番組の中でも紹介されていたとおり、近年のケルト音楽演奏者の爆発的な拡大の立役者と言ってもいい存在です。

その豊田さんに推薦コメントをいただいたアルテスの最新刊『アイリッシュ・ミュージック・セッション・ガイド』を、番組の公式ブログでご紹介いただいています。クラシック音楽のスペシャリストである筆者の飯尾洋一さんは、リールの演奏を聴いて「素朴なんだけれども、なぜかいつまでも浸っていたくなるような中毒性があると思いませんか」と記しています。これを機にあなたもぜひケルト/アイルランド音楽を体験してみて下さい![S]