曲集を綜合的にみる、歴史的なながれのなかでみる──小沼純一さんが『ピアノの本』で『バッハ「平均律」解読(I)』を紹介

SCRコミュニケーションズが発行するヤマハのPR誌『ピアノの本』2024年4-6月号(第286号)にて、小沼純一さんが小鍛冶邦隆著『バッハ「平均律」解読(I)《平均律クラヴィーア曲集 第1巻》全24曲』を紹介してくれました。

ごく短い「序論」には、扱われる第1巻の「位置づけ」と「楽曲のあり方と関連性」が、また「前奏曲とフーガに関する若干の知識」が置かれる。これだけで、たんに各曲を分析的にみるのではなく、曲集を綜合的にみる、歴史的なながれのなかでみる、といったことがわかる。

と、同書の特徴を簡潔に指摘してくださっています。

なお、この「新刊Selection」のコーナーは今号で最終回とのこと、少し残念です。