近代映画社が発行する映画雑誌『スクリーン』2024年8月号にて、大森さわこ著『ミニシアター再訪〈リヴィジテッド〉──都市と映画の物語 1980-2023』が紹介されました。
世界じゅうの名作を送り出した劇場たちの誕生〜現在を、各々の代表的なヒット作(表紙には『ベルリン・天使の詩』をフィーチャー)や様々な関係者の証言も含め、劇場愛に溢れた描写で記録している。
読者プレゼントとして2名様に同書を弊社から提供していますので、ぜひ同誌巻末のハガキでご応募ください。
また、同誌のオンラインマガジン「SCREENオンライン」にも長文のレビューが掲載。
ミニシアターという映画館文化の発祥から現在までを一望する「ミニシアター再訪 都市と映画の物語1980‐2023」|SCREENオンライン
https://screenonline.jp/_ct/17706335
その記録を追いかけるだけでも興味をそそられるが、これらの映画館に通っていた世代には、それぞれに懐かしい劇場や映画の名前が登場する度にあの頃の思い出がふと蘇ってくるかもしれないし、イメージフォーラム、シネスイッチ銀座など今も継続して営業中の劇場からの言葉には、文化を送り続ける誇りのような気概も読み取れる。かなり厚い一冊だが、ここで終わりではなく、「まだまだミニシアターの歴史は続いていくだろう」と未来についても思いをはせることができる、壮大な「映画の旅」が満喫できる。
とご高評いただきました。