ARTES インフォ*クリップ[vol.122]

ARTES インフォ*クリップ[vol.122]

▼【6/10発売!】清水敬一 著
『合唱指揮者という生き方 私が見た「折々の美景」』
▼【5/30発売!】ポール・マカランダン 著/藤井留美 訳
『求むマエストロ。瓦礫(がれき)の国の少女より
イラク・ナショナル・ユース・オーケストラの冒険』
▼【重版】『困難な結婚』5刷出来!
▼【重版】『新版 クラシックでわかる世界史』3刷!
▼【イベント】6/6開催(木)!
著者×デザイナー×編集者が語る『YMOのONGAKU』のできるまで
▼【イベント】6/18(火)開催!
YMOの正誤表&各種アナログ/CD聴き比べ大会
▼【イベント】6/21(金)開催! 松平 敬レクチャートーク
「大阪万博のシュトックハウゼン」+「シュピラール」実演
▼【ラジオ】6/30(日)ミュージックバードで片山杜秀×山崎浩太
郎『平成音楽史』トークを放送!
▼【イベント】7/6(土)開催!朝日カルチャーセンター新宿教室で
小鍛冶邦隆さんが『楽典』を語る!
▼【フェア】戸田書店静岡本店で3社合同音楽書フェア!
▼メディア掲載情報
▼好評発売中の既刊より
▼アルテスの本のお買い求めはこちらのお店でどうぞ
▼アルテスのおすすめ! 旬の音楽情報
▼代沢だより

━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━
ARTES インフォ*クリップ[vol.122]2019/06/03
アルテスパブリッシング https://artespublishing.com
━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━
■【6/10発売!】清水敬一 著
『合唱指揮者という生き方 私が見た「折々の美景」』

楽典


━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━
「Nコンの指揮者」としてテレビでもお馴染み!
わが国の合唱界を背負って日々奮闘する「敬一さん」の半生と、
その音楽の秘密が明かされる初めてのエッセイ!
「これは敬一の「履歴書」だ。
 感性と知性の歩み、その広さ奥深さに
 僕は感動した。共感した。
 すべての音楽人にお薦めしたい!」
 ──新実徳英(作曲家)

「清水敬一の広大無辺なる「知」は
 私の音楽に影響を与え続けている。
 この本はきっと読む人の生き方さえも
 大きく変えてしまうはずだ」
 ──信長貴富(作曲家)

多くの作曲家から絶大な信頼を受け
どんな合唱団からもベストな響きを生み出す
コーラスのマジシャン──
合唱指揮者・清水敬一のすべて!

『教育音楽』連載中の人気エッセイ「折々の美景」を核に、自ら
半生を語り下ろした「清水敬一・還暦までの道のり」(構成:坂
元勇仁)、著者が影響を受けたディスクや本の紹介、年譜を加え
て構成。

定価:本体1800円[税別]
四六判・並製・248頁
発売日:2019年6月10日
ISBN 978-4-86559-203-0 C1073
ジャンル:合唱/伝記/エッセイ
ブックデザイン:中島 浩/写真:山口 敦

━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━
■【5/30発売!】ポール・マカランダン 著/藤井留美 訳
『求むマエストロ。瓦礫(がれき)の国の少女より
イラク・ナショナル・ユース・オーケストラの冒険』

求むマエストロ。瓦礫(がれき)の国の少女より


━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━
17歳のイラク人少女の呼びかけに応えたスコットランド人指揮
者のポール。彼を待っていたのは、楽器もなく技術もない、熱意
だけは一人前の若者たちだった──
音楽の奇跡に心躍る感動のノンフィクション!

 風変わりな冒険に放りこまれたクルド人、アラブ人、アメリカ人、
 イギリス人が、おずおずと最初の一歩を踏みだした。誰もがおたが
 いをちょっと警戒し、でも少しだけ信頼していた──(本書より)

本書の主人公はスコットランドの指揮者ポール・マカランダン。
2008年、バグダード在住の17歳のピアニスト、ズハル・スルタ
ンが「マエストロ求む」と呼びかけた新聞記事に目を留めたこと
をきっかけに、イラク・ナショナル・ユース・オーケストラの音
楽監督に就任する。
オーケストラの設立に尽力し、YouTubeでオーディションをおこ
ない、ファンドレイジングにかかわり、イラク国内はもとよりヨ
ーロッパ各地に招かれて演奏ツアーを敢行。
2014年にISIL(イスラム国)の台頭にともなう国情の悪化によ
って解散するまで、ともすれば不安定な政情や他国人の無理解、
民族間の感情的軋轢などによって迷走しながらも、世界に向けて
高らかに「音楽の力」を謳い上げたイラク・ナショナル・ユース
・オーケストラとポールの7年間を克明に描き出す。

解説=樋口美治(中東音楽研究家)

定価:本体2500円[税別]
四六判・並製・424頁+カラー口絵16頁
発売日:2019年5月30日
ISBN 978-4-86559-195-8 C1073
ジャンル:クラシック/オーケストラ/ノンフィクション
ブックデザイン:福田和雄(FUKUDA DESIGN)

━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━
■【重版】『困難な結婚』5刷出来!

『困難な結婚』5刷出来!


━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━
内田樹さんの『困難な結婚』の5刷ができあがり、すでに出荷可
能となっています。配偶者との関係改善に、日常生活のストレス
減少に、必ずお役に立ちますので、些細なことでもお悩みの方は
ぜひご一読を! 『困難な成熟』『困難な結婚』に続く「困難」
シリーズ(^^)第3弾『困難な子育て』がブリコルール・パブリ
ッシングからちょうど刊行されたばかり。3冊並べての展開を書
店の皆さんにはぜひどうぞよろしくお願いします。[鈴木]

━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━
■【重版】『新版 クラシックでわかる世界史』3刷!

【重版】『新版 クラシックでわかる世界史』3刷、5日出来!


━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━
2年前の5月に発売した『新版 クラシックでわかる世界史』をふた
たび増刷しました。3刷が6月5日にできあがり、出荷可能となりま
す。旧版同様ロングセラーとなっていますので、定番の一冊として
ぜひ店頭にお揃えください。[鈴木]

━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━
■【イベント】6/6開催(木)!
著者×デザイナー×編集者が語る『YMOのONGAKU』のできるまで

【6/6開催!】著者×デザイナー×編集者が語る『YMOのONGAKU』のできるまで


━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━
発売ひと月で早くも4刷というヒットとなっている藤井丈司著
『YMOのONGAKU』の刊行記念トークショーを、6月6日(木)
に下北沢の本屋B&Bで開催します! 
タイトル通り、著者・藤井丈司さんに加え、本書の装丁デザインを
手がけた加藤賢策さん(LABORATORIES代表)、編集を担当し
たアルテス代表・鈴木の3人で、本書の企画立ち上げから完成まで
のプロセスを語ろう、という趣向です。
連続トークイヴェントをもとに執筆を始めた著者は何に悩み苦しみ
どこに光明を見出したのか? 初の単著書き下ろしに挑んだ著者の
原稿を編集者はどう読んでどんな注文を出したのか? 本文の組み
方・フォントはどのように決めたのか? ボツになったデザイン
は?
などなど、YMOファンのみならず、書籍の出版に携わっている/
志望する方々が耳をそばだてずにはいられないトークを展開する予
定です。
奇しくもこの日は高橋幸宏さんの誕生日、下北沢にぜひお集まりく
ださい。詳細とご予約はお店のサイトページからどうぞ!

著者×デザイナー×編集者が語る『YMOのONGAKU』のできるまで
日時:6月6日(木)20:00-22:00 (19:30開場)
場所:本屋B&B(東京都世田谷区北沢2-5-2 ビッグベンB1F)
入場料:前売1500円+1drink 当日店頭2000円+1 drink

藤井丈司×加藤賢策×鈴木茂「著者×デザイナー×編集者が語る『YMOのONGAKU』のできるまで」『YMOのONGAKU』刊行記念

出演:
藤井丈司(音楽プロデューサー/アレンジャー/シンセサイザー・
プログラマー)
加藤賢策(アートディレクター&グラフィックデザイナー/
LABORATORIES)
鈴木茂(編集者/アルテスパブリッシング)

━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━
■【イベント】6/18(火)開催!
YMOの正誤表&各種アナログ/CD聴き比べ大会

【6/18開催!】『YMOのONGAKU』刊行記念「YMOの正誤表&各種アナログ/CD聴き比べ大会」


━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━
早くも4刷と大好評の『YMOのONGAKU』は、下北沢のライヴハ
ウス風知空知での連続トークイヴェントの記録をもとに書き下ろし
を加えてできあがりました。その風知空知で刊行記念イヴェントを
やらないわけにはいかない、というわけで凱旋公演といいますか故
郷に錦を飾る的な?トークショーを、6月18日(火)に開催しま
す!
この日は、ソニーから発売されているアナログ盤ブックレットの編
集担当でもあるライター/編集者の吉村栄一さんと、『キーボー
ド・マガジン』YMO特集でも活躍されている音楽テクニカルライ
ターの布施雄一郎さんのお二人をゲストにお迎えして、ファンやリ
スナーのこれまでの常識をひっくり返す「YMOの正誤表」コーナ
ーと、CD/アナログ各種フォーマットのサウンド(マスタリン
グ)を聴き比べるコーナーの2部構成でお送りします。
後者では、ボブ・ラディックが新たにマスタリングした45回転ア
ナログレコード、砂原良徳マスタリングのベストCD『ノイエ・タ
ンツ』、小池光夫マスタリングの通常盤CDなどを用意して、ご来
場の皆さんにもお好みのサウンドを投票していただく予定ですの
で、どうぞお楽しみに!

詳細とご予約は風知空知の公式サイト→スケジュールで。
http://fu-chi-ku-chi.jp/schedule/

『YMOのONGAKU』刊行記念トークショー
「YMOの正誤表&各種アナログ/CD聴き比べ大会」
出演:藤井丈司
ゲスト:吉村栄一、布施雄一郎
日時:6月18日(火)19:00開演(18:30開場)
場所:風知空知(東京・下北沢)
料金:2000円(+1ドリンク600円)

━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━
■【イベント】6/21(金)開催! 松平 敬レクチャートーク
「大阪万博のシュトックハウゼン」+「シュピラール」実演

【6/21(金)開催!】松平 敬レクチャートーク「大阪万博のシュトックハウゼン」+「シュピラール」実演


━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━
発売以来各所で絶賛いただいている松平敬『シュトックハウゼンの
すべて』。刊行記念イベントがこんどは京都・メディアショップで
開催されます。松平さんの実演もおこなわれる、貴重な機会となり
ますのでぜひお見逃しなく!
詳細は下記ページをご覧ください。
http://kojiks.sakura.ne.jp/stockhausen.html

◎書籍「シュトックハウゼンのすべて」刊行記念
◎リュック・フェラーリ生誕90年企画 関連イベント
《特別講座:挑戦と継続 ヨーロッパの音楽教育が作り上げる力》
(参考上映:リュック・フェラーリ〈大いなるリハーサル〉)

■2019年6月21日(金) MEDIA SHOP(京都)
18:30開場 19:00開演
入場料:2000円、学生:1000円

■出演
松平 敬(演奏とレクチャー)
檜垣智也(サウンド・プロジェクション)

━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━
■【ラジオ】6/30(日)ミュージックバードで片山杜秀×山崎浩太
郎『平成音楽史』トークを放送!

戸田書店静岡本店で3社合同音楽書フェア!


━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━
去る5月23日(木)に東京・下北沢の本屋B&Bにて開催された片山杜
秀さんと山崎浩太郎さんのトークショーが、早くもミュージックバ
ード「The Classic」にて放送されます。

ここのところ政治思想史関係の著作が続いた片山杜秀さんが、ひさ
しぶりに「クラヲタ全開!」のトークを炸裂させ、そして片山さん
の投げるどんな球でも受け止め、打ち返し、予定調和ではない刺激
的な結論に導く山崎浩太郎さんのMCに酔いしれた2時間を、ぜひ体
験してください。当日は聴けなかったあんな曲やこんな曲も加えて、
まるまる4時間の放送です。どうぞお楽しみに!

MUSIC BIRD The Classic
ウィークエンド・スペシャル
2019年6月30日(日)20時-24時 再放送:7月6日(土)12時-16時
『平成音楽史』刊行記念
〈平成音楽史〉から〈令和音楽史〉を展望する!
出演:片山杜秀、山崎浩太郎

番組詳細

MUSIC BIRDとは
TOKYO FM グループの高音質衛星デジタル音楽放送
放送を聴くには、専用のチューナー、アンテナの設置が必要です。
http://www.musicbird.jp/

━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━
■【イベント】7/6(土)開催!朝日カルチャーセンター新宿教室で
小鍛冶邦隆さんが『楽典』を語る!

【7/6開催】朝日カルチャーセンター新宿教室で小鍛冶邦隆さんが『楽典』を語る!


━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━
この4月に刊行した『楽典──音楽の基礎から和声へ』の監修者で
ある小鍛冶邦隆さん(東京藝術大学教授、作曲家)による講座が、
朝日カルチャーセンター新宿教室で開催されることになりました。

『楽典──音楽の基礎から和声へ』は、東京藝術大学音楽楽部と
同附属音楽高等学校での音楽理論・ソルフェージュ教育に準拠す
る初めての楽典として企画・編集されました。
これまで楽典は、音大入試向けの暗記中心のスタイルで編集され
たものが主流でしたが、同書では教育・演奏・創作の現場に即し
た、より実践的で音楽的な記述を重視し、音大を受験する学生だ
けでなく、音楽にかかわるすべての人が身につけるべき基礎教養
として楽典を解説しています。
この講座では、同書を監修した東京藝術大学教授で作曲家の小鍛
冶邦隆さんが、演奏家や音楽愛好家が同書をもちいてどのように
学習を進めていったらいいのか、他の楽典本との違いはなにかに
ついて、具体的にわかりやすく解説します。(講師・記)

日 程:2019/7/6(土)10:30-12:00(全1回)
受講料:会員 3240円 一般 3888円(いずれも税込)

音楽を学ぶ人、教える人だけでなく、愛好家にとっても有益な時
間になることと思います。ぜひご参加ください。お申し込み・お
問い合わせは上記リンクからどうぞ。

━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━
■【フェア】戸田書店静岡本店で3社合同音楽書フェア!

戸田書店静岡本店で3社合同音楽書フェア!


━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━
静岡を代表する書店、戸田書店静岡本店で、アルテス、リットー、
DUBOOKSの3社合同フェアがスタートしています!!
2階にて、写真のように贅沢なスペースを使っていただいての展
開です。
静岡本店さん、前々からお邪魔したいと思いつつもなかなか叶わ
ずにいるなか、このようなフェアを実現してくださって嬉しいか
ぎりです。
静岡のみなさま、ぜひぜひお立ち寄りください! 会期は6月末
までです。
http://todabooks.co.jp/shop/shop.php?S=2

━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━
■メディア掲載情報
https://artespublishing.com/news/media/
━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━
・眼差しの先にあるのは血の通った人間愛──桂川潤さんが『新
文化』で『雨の歌』を紹介

眼差しの先にあるのは血の通った人間愛──桂川潤さんが『新文化』で『雨の歌』を紹介

・センテンスが短く、明快──『サウンド&レコーディング・マ
ガジン』に『音楽用語の基礎知識』の書評掲載

センテンスが短く、明快──『サウンド&レコーディング・マガジン』に『音楽用語の基礎知識』の書評掲載

・作曲家たちがなぜ旅立ち、どのように移動し、何を見聞したの
か──『ステレオ』で『旅する作曲家たち』『平成音楽史』紹介

作曲家たちがなぜ旅立ち、どのように移動し、何を見聞したのか──『ステレオ』で『旅する作曲家たち』『平成音楽史』紹介

・長年の指導経験から工夫が凝らされた一冊──『ショパン』で
『楽典』紹介

長年の指導経験から工夫が凝らされた一冊──『ショパン』で『楽典』紹介

・永江朗さんが『YMOのONGAKU』を『週刊朝日』で紹介!

永江朗さんが『YMOのONGAKU』を『週刊朝日』で紹介!

・全身を使って聴き手を説得しようとする|読売新聞に『シュト
ックハウゼンのすべて』の書評掲載!

全身を使って聴き手を説得しようとする|読売新聞に『シュトックハウゼンのすべて』の書評掲載!

・「旅」の視点から西洋音楽史をひもといたユニークな本──読
売新聞にて『旅する作曲家たち』紹介

「旅」の視点から西洋音楽史をひもといたユニークな本──読売新聞にて『旅する作曲家たち』紹介

━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━
■好評発売中の既刊より
━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━
片山杜秀、山崎浩太郎 著 田中美登里 聞き手
『平成音楽史』

平成音楽史

コリンヌ・シュネデール 著 西久美子 訳
『旅する作曲家たち』

旅する作曲家たち

藤井丈司 著『YMOのONGAKU』4刷

YMOのONGAKU

━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━
■アルテスの本のお買い求めはこちらのお店でどうぞ

本の購入方法


━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━
アルテスの本は、全国の書店・楽器店・CDショップ・オンライン
ショップにてお買い求めいただけます。そのなかでもお求めいただ
きやすいお店のリストを公開していますので、ぜひご利用ください
(リストは随時更新しています。各店の在庫はご来店の前にご確
認・お問い合わせください)。

弊社ウェブサイト・お電話・FAXでもご注文をうけたまわっていま
す(送料無料)。

また、最新の全点カタログをウェブサイトにご用意してあります
(PDFとエクセル)。

書店・ショップの皆様へ

━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━
■アルテスのおすすめ! 旬の音楽情報
━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━
◎書籍
長谷川町蔵『インナー・シティ・ブルース』スペースシャワーネ
ットワーク

isbn-909087393

堀埜浩二・内田樹監修『困難な子育て』ブリコルール・パブリッ
シング
http://bricoleur-p.jp/

大谷能生『平成日本の音楽の教科書』新曜社
https://www.shin-yo-sha.co.jp/mokuroku/books/978-4-7885-1613-7.htm

ジェシー・サンダース『ハウス・ミュージック その真実の物語』
ele-king books(Pヴァイン)
http://www.ele-king.net/books/006837/

KAWADEムック『吉田秀和』河出書房新社
http://ap27.eurotec.ne.jp/np/isbn/9784309979731/

KAWADEムック『橋本治』河出書房新社
http://ap27.eurotec.ne.jp/np/isbn/9784309979748/

ユリイカ臨時増刊号『総特集=橋本治』青土社
http://www.seidosha.co.jp/book/index.php?id=3282

安田登×いとうせいこう&釈徹宗&ドミニク・チェン『すごい論
語』ミシマ社
http://mishimasha.com/books/sugoirongo.html

植本一子『台風一過』河出書房新社
http://www.kawade.co.jp/np/isbn/9784309027999/

ブレイディみかこ『女たちのテロル』岩波書店
https://www.iwanami.co.jp/book/b452042.html

岩根愛『キプカへの旅』太田出版
http://www.ohtabooks.com/publish/2019/05/21122333.html

◎CD
高橋アキ『モートン・フェルドマン:バニータ・マーカスのため
に』(カメラータ・トウキョウ)
http://www.camerata.co.jp/music/detail.php?serial=CMCD-99086

John John Festival『Live at 求道会館』
https://www.johnjohnfestival.com/live-at-kyudo-kaikan/

tricolor『キネン』
https://tricolor-web.com/7th-kinen/

優河『めぐる』Pヴァイン・レコード
http://p-vine.jp/music/pcd-18031

◎コンサート/イヴェント/TV番組
7/02|東京現音計画#12〜ミュージシャンズセレクション4:黒
田亜樹 with フランチェスコ・ディロン|杉並公会堂小ホール

19/07/02 東京現音計画#12:黒田亜樹 with フランチェスコ・ディロン

7/21|オーケストラ・ニッポニカ第35回演奏会《タンスマンへ
の感謝と抉別》|紀尾井ホール
http://www.nipponica.jp/concert/next_concert.htm?fbclid=IwAR24ukxlN4-1aBzN5vvEiKiD1hrUbF5MQwaM3x3oe1pNITjf_ZeR6ctXNZA

━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━
■代沢だより
━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━
・清水敬一さんと初めて会ったのは、就職したての1989年か90年頃。
 大学の同期が参加していた「ESP」という少人数のアンサンブル
 に誘われて、行ってみたら敬一さんが指導していました。知り合
 いが少ないうえに、練習している曲がやたら難しく、続けるかど
 うか毎回迷いながらの参加でしたが、敬一さんの天才なんだかと
 ぼけてるんだかわからない指揮で歌うのが面白くて、1年くらい
 続けたでしょうか(飲み会で見せてくれるプロはだしのマジック
 も楽しかった)。そのうち、宝塚国際室内合唱コンクールに出場
 することが決まり、たしか新実徳英さんの「マドリガル」を歌う
 ことになりました。
 コンクール前日、東京駅で待ち合わせたら、敬一さんは風邪を引
 いて来ないというんですね。それでESPは指揮者不在で新実さん
 の難曲を歌う羽目になったわけです。しかし、私にとってそのコ
 ンクールはひじょうに印象深いものになりました。本番前の最後
 の合わせでしたが、それまで体験したことのなかった「究極のハ
 モリ」を味わってしまったんです。
 高校時代から、生活の3分の1(あと3分の2はバンド活動と読書)
 を捧げていた合唱でしたが、そこで響いている音楽に触れるだけ
 で涙があふれるような体験は、後にも先にもあのときだけです。
 指揮者がいない、という危機感も手伝ってか、それまで敬一さん
 が心を砕いて指導してきた成果が、あのときに発揮されたのかも
 しれない。その意味では敬一さんはあのとき、たしかにそこに
 「存在した」ともいえます。残念ながら、本番ではそこまでのア
 ンサンブルを披露することはできず、入賞はできませんでしたが、
 私としては「これでじゅうぶん」と思って、コーラスから足を洗
 ってしまったのでした。
 そんなわけで、けっきょく敬一さんの指揮で本番を歌う経験はで
 きなかったのですが、敬一さんはぼくに大切なことを教えてくれ
 た師匠なのです。                 [木村]

・去る5月16日に批評家の加藤典洋さんが亡くなられました。享年
 71。新著の『9条入門』を読み始めていた矢先の訃報に声を失い
 ました。ご病気だということはチラッと耳にはさんではいたので
 すが、このところひときわ精力的にお仕事をされていただけに、
 まさか……という思いです。
 2011年にアルテスから出版させていただいた『耳をふさいで、
 歌を聴く』は、30年ほどの編集者生活のなかでも最も胸を打た
 れ、また誇りに思っている本です。ありえないほどの時間とエネ
 ルギーを注ぎ込んで膨大な量の音楽をからだに入れ、だれも到達
 しえなかった深さからミュージシャンの創造行為の本質に迫った
 加藤さんの強靱な知性には感服するほかありません。これまで批
 評の対象としたことがなかった音楽に挑んだこの本は、「批評と
 は、本を一冊も読んでいなくても、百冊読んだ相手とサシの勝負
 ができる、そういうゲームだ」(『僕が批評家になったわけ』)
 という加藤さんならではの仕事でした。
 加藤さんはまた、人間というちっぽけな生き物に底なしの愛情を
 注げる方で、優しいからこそとことん厳しくもできる方でした。
 いっさい権力に阿ることなく、からだひとつで独立不羈の人生を
 歩まれた加藤さん。どうぞ安らかにお眠りください。[鈴木茂]

━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━
ARTES インフォ*クリップ         配信数:2496通
━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━
発行日:2019年06月03日
発 行:株式会社アルテスパブッシング
〒155-0032 東京都世田谷区代沢5-16-23-303
TEL 03-6805-2886│FAX 03-3411-7927
公式Facebook:http://www.facebook.com/artespublishing
公式Twitter:http://twitter.com/artespublishing
━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━
*知人・友人の方々にメルマガ「ARTES インフォ*クリップ」の
 登録をぜひおすすめください。
 https://artespublishing.com/mail-magazine/