センテンスが短く、明快──『サウンド&レコーディング・マガジン』に『音楽用語の基礎知識』の書評掲載

『サウンド&レコーディング・マガジン』7月号の「Books」コーナーに、久保田慶一編『音楽用語の基礎知識──これから学ぶ人のための最重要キーワード100』の書評が掲載されました。評者はお馴染みの横川理彦さん。

本書は音楽理論書では珍しく、ワールド・ミュージックやポピュラー・ミュージックに関する記述も充実している。また各項目の記述は、その専門家たちによってセンテンスが短く明快にまとめられているため、理解しやすい。

 クラシックの音楽理論や音楽形式/演奏形態を正しく理解することによって、クラシック以外の音楽が何を/どのように表しているのかが明確になる。本書は、ポピュラー・ミュージックの音楽理論に関しても言及していることから、初学者や西洋クラシック以外の音楽を志向している人たちにも薦めたくなる一冊になっている。

と評価していただきました。