ARTES インフォ*クリップ[vol.113]『未来の〈サウンド〉』に耳をすませろ! 号

▼【11/26発売!】マーク・ブレンド 著、ヲノサトル 訳
『未来の〈サウンド〉が聞こえる 電子楽器に夢を託したパイオニ
アたち』
▼【12/14発売!】山本訓久 著『ブルクミュラーで指揮法入門』
▼プレイリストを公開しました!『文化系のためのヒップホップ入
門2』
▼あの感動をもう一度!|ブロムシュテット×N響、テレビ放送の
お知らせ
▼【イヴェント】11/1 山崎太郎さんが講師を務める リベラルア
ーツ教養講座「メルヘンと歴史のはざまで──モーツァルトの歌芝
居《後宮からの逃走》解読」
▼【イヴェント】ファジル・サイの日本ツアーがまもなくスタート!
▼【イヴェント】11/6 ピーター・バラカン×おおしまゆたか『21
世紀をサヴァイヴするためのグレイトフル・デッド入門』
▼【イヴェント】11/29 名古屋で菅野恵理子さんのリベラルアーツ
講座開催!
▼好評発売中の既刊より
▼アルテスの本のお買い求めはこちらのお店でどうぞ
▼アルテスのおすすめ! 旬の音楽情報
▼代沢だより

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ARTES インフォ*クリップ[vol.113]2018/10/30
『未来の〈サウンド〉』に耳をすませろ! 号
アルテスパブリッシング https://artespublishing.com
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■【11/26発売!】マーク・ブレンド 著、ヲノサトル 訳
『未来の〈サウンド〉が聞こえる 電子楽器に夢を託したパイオニ
アたち』

未来の〈サウンド〉が聞こえる


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電子の音に取り憑かれた、情熱的すぎる人々。
未来のサウンドはいかにして大衆文化に忍び込んだのか?

電子楽器の誕生からシンセサイザー黎明期まで、先駆者たちの奮闘
をソフト&ハードの両面から描く画期的なノンフィクション!

テルハーモニウム、テルミンからノヴァコード、クラヴィオリン、
モーグ、EMS、アープに至る電子楽器の開発ドラマ、『サンダー
バード』や『禁断の惑星』、ラジオCMなどでの電子音楽の浸透、
ジョー・ミーク、レイモンド・スコットら先駆者たちの苦闘、ブラ
イアン・ウィルソンやポール・マッカートニーへの影響などなど、
歴史に埋もれていた「ポップ・カルチャーの電子音楽史」をひもと
く。

翻訳はソロやブラックベルベッツ、明和電機で活躍するミュージシ
ャンのヲノサトル。

本書に登場する楽曲を紹介したspotifyプレイリストを公開中!
読む前の予習、読んだあとの復習、読書中のBGMにぜひご活用く
ださい!!
→https://open.spotify.com/playlist/25kmiEMQ6mCdu9vG7yZMS4

定価:本体2400円[税別]
A5判・並製・356頁
発売日:2018年11月26日
ISBN 978-4-86559-191-0 C1073
ジャンル:ポピュラー音楽/ノンフィクション
ブックデザイン:加藤賢策 装画:今井トゥーンズ

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■【12/14発売!】山本訓久 著『ブルクミュラーで指揮法入門』

ブルクミュラーで指揮法入門


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誰もが知ってるあの曲だから、いますぐ振ってみたくなる。
大人気教本『学ぼう指揮法Step by Step』の姉妹編が登場!

ピアノ初心者向けのピアノ教本の超定番、ブルクミュラー《25の
練習曲》。誰もが知っているこのピアノ教本を使った、まったく新
しい指揮法教本が生まれました。
指揮法の学習において、もっとも苦労するのは、オーケストラや合
唱団など、自分の指揮に合わせて演奏してくれる人たちを確保する
のがむずかしいこと。そして、指揮の練習にいたる前の譜読みや楽
曲分析に時間がかかることです。

しかし、ピアノを勉強した人なら一度は練習したことのあるブルク
ミュラー《25の練習曲》なら、ピアニストがひとりいれば、指揮
の練習が成り立ちます。楽曲の構造がシンプルで、わかりやすいタ
イトルも付いているので、音楽をイメージしやすく、指揮者の基礎
訓練として必要なアナリーゼの勉強にもなります。

そして、この《25の練習曲》を子ども向けのピアノ教本とあなど
ってはいけません! ベートーヴェンやシューマン、ショパンなど
から受け継いだ西洋のピアノ音楽の精髄を、これから音楽を学ぶ子
どもたちに伝えようと、ブルクミュラーが苦心して編み上げた一級
の芸術作品なのです。この25曲をていねいにひもとくことで、音
楽史や音楽理論などの教養も、いつのまにか身についているにちが
いありません。

序文は『バイエルの謎』(新潮文庫)、『唱歌と十字架』(音楽之
友社)の著者として知られる音楽学者・安田寛さん。

指揮を教える先生や学ぶ人たちだけでなく、ピアノの先生や学習者
にもおすすめのユニークな指揮法教本の誕生です。

定価:本体2200円[税別]
A5判・並製(ビニールカバー装)・256頁
発売日:2018年12月14日
ISBN 978-4-86559-194-1 C1073
ジャンル:クラシック/演奏法
装丁:庄子結香(カレラ)

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■プレイリストを公開しました!『文化系のためのヒップホップ入
門2』

プレイリストを公開しました!『文化系のためのヒップホップ入門2』

プレイリストをすべて公開しました!『文化系のためのヒップホップ入門2』


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今月の新刊『文化系のためのヒップホップ入門2』で言及している
楽曲のプレイリストをSpotify(スポティファイ)に作りました。
読書のお伴にぜひご活用ください。
※このプレイリストは無料でお楽しみいただけますが、Spotifyの
アカウントが必要です。

第1-2部「ゼロ年代のヒップホップ/2012年のヒップホップ」

第3部「ジャズ×ヒップホップ[1]」

第4部「2013年のヒップホップ」

第5部「ジャズ×ヒップホップ[2]」

第6部「2014年のヒップホップ」

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■あの感動をもう一度!|ブロムシュテット×N響、テレビ放送の
お知らせ

あの感動をもう一度!|ブロムシュテット×N響、テレビ放送のお知らせ


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この10月にNHK交響楽団とともに3プログラム6公演をおこない、
満場の聴衆に音楽の悦びを贈った91歳の巨匠ヘルベルト・ブロム
シュテット。早くも公演の様子がテレビ放送されます。マエストロ
のインタビューも観ることができそうです。ぜひ、『ヘルベルト・
ブロムシュテット自伝──音楽こそわが天命』を片手に、感動を新
たにしてください。

NHK Eテレ「クラシック音楽館」
http://www4.nhk.or.jp/ongakukan/

2018年11月4日(日)9:00pm-11:00pm
「第1894回 定期公演 Aプログラム」
モーツァルト/交響曲 第38番 ニ長調 K.504「プラハ」
ブルックナー/交響曲 第9番 ニ短調(コールス校訂版)
指揮:ヘルベルト・ブロムシュテット
収録 2018年10月13日 NHKホール

NHK BS プレミアム
2018年11月11日(日)9:00pm-11:00pm
「第1895回 定期公演 Cプログラム」
ハイドン/交響曲 第104番 ニ長調 Hob.I-104「ロンドン」
マーラー/交響曲 第1番 ニ長調「巨人」
指揮:ヘルベルト・ブロムシュテット
収録 2018年10月19日 NHKホール

NHK BS プレミアム
2018年11月18日(日)9:00pm-11:00pm
「第1896回 定期公演 Bプログラム」
ベートーヴェン/交響曲 第6番 ヘ長調 作品68「田園」
ステンハンマル/交響曲 第2番 ト短調 作品34
指揮:ヘルベルト・ブロムシュテット
収録 2018年10月24日 サントリーホール

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■【イヴェント】11/1 山崎太郎さんが講師を務める リベラルア
ーツ教養講座「メルヘンと歴史のはざまで──モーツァルトの歌芝
居《後宮からの逃走》解読」

【11/1開催】山崎太郎さんがこんどはモーツァルト《後宮からの逃走》を解読!


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昨年のアルテスのスマッシュヒットといえば、山崎太郎さんの
『《ニーベルングの指環》教養講座──読む・聴く・観る! リン
グ・ワールドへの扉』。ワーグナー畢生の大作《ニーベルングの指
環》を文学、哲学、社会学、文化人類学などあらゆる方向から読み
解いた画期的な書物でしたが、その山崎さんがこんどはモーツァル
トの名作《後宮からの逃走》を解読するとあっては、いやが上にも
期待が高まります。

リベラルアーツ教養講座
「メルヘンと歴史のはざまで──モーツァルトの歌芝居《後宮から
の逃走》解読」
講師:山崎太郎教授
https://www.titech.ac.jp/event/2018/042557.html
日時:2018年11月1日(木)18:00-21:00(17:30開場)
場所:東京工業大学 大岡山キャンパス別窓 大岡山西9号館 2F デ
ィジタル多目的ホール
受講料:一般1,000円、本学学生および教職員は無料
参加申込:会場整理の都合上、事前にメールでお申込みください。
申し込み先:ila2018●ila.titech.ac.jp ●=アットマーク
(予約なしでも、当日満席にならない限り入場は可能です)

みなさまぜひお誘い合わせのうえ、ご参加ください。

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■【イヴェント】ファジル・サイの日本ツアーがまもなくスタート!

ファジル・サイの日本ツアーがまもなくスタート!


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トルコ生まれのピアニスト、ファジル・サイの伝記『ファジル・サ
イ ピアニスト・作曲家・世界市民』をアルテスで翻訳出版したの
は2012年のこと。指揮者・佐渡裕さんからは「これほど豊かな独
創性をもった人と出会ったことはありません」と推薦をいただきま
したが、その後のめざましい活躍は皆さんご存じの通り。日本でも
すっかりおなじみとなったファジルのツアーが来月3日から始まり
ます。今回は以下の5都市で5公演。

3日(土)高崎シティギャラリーコアホール
4日(日)千葉県文化会館大ホール
6日(火)ヤマハホール
9日(金)すみだトリフォニーホール大ホール
10日(土)所沢市民文化センター アークホール

プログラムはベートーヴェン、ショパン、ドビュッシーなどのほ
か、唯一オーケストラ(新日本フィルハーモニー交響楽団)と共演
する9日のすみだトリフォニーでは、ベートーヴェンの〈皇帝〉と
ともに自作の交響曲第2番「メソポタミア」も披露されます。どう
ぞご期待ください。
また、いくつかの会場では伝記も販売していますので、この機会に
ぜひご一読を!

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■【イヴェント】11/6 ピーター・バラカン×おおしまゆたか『21
世紀をサヴァイヴするためのグレイトフル・デッド入門』
http://urx2.nu/N1uf
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ピーター・バラカンとおおしまゆたかによる大好評対談企画、Vol.
5を11月6日(火)におなじみ下北沢の風知空知で開催します!

4ヶ月半ぶりとなる今回は「デッドの真髄に迫る!」と題して、こ
れまでの4回の選曲から漏れていた名曲を選んでお届けします。候
補に挙がっているのは、Sugaree、Stella Blue、Mississippi
Half-Step Uptown Toodeloo、Eyes Of The World、Scarlet
Begonias> Fire On The Mountain、Throwing Stones、The
Music Never Stopped、Ship Of Fools、Cassidy、Help On
The Way> Slipknot> Franklin’s Tower、Feel Like A Stranger
などなど。はたしてどの曲が、いったいどのヴァージョンでかかる
か、どうぞお楽しみに!

「グレイトフル・デッドを聴いてみよう。その音楽を、無心に聴い
てみよう。ヒッピーとかドラッグとかのしがらみをひとまず脇に置
いて、演奏に、ライヴに耳を傾けてみよう。アメリカのあらゆる音
楽のキモを吸収した窮極の「アメリカ音楽」を聴いてみよう。ギタ
ーだけではない。ベースがドラムスがキーボードがまったく対等に
絡み合い、反応し、編みなしてゆく集団即興に耳をすまそう。死者
たちの、彼岸からの感謝の音楽を全身に受けとめよう。生きる歓び
に身をさらすために」
── by おおしまゆたか

「21世紀をサヴァイヴするためのグレイトフル・デッド入門Vol.5」
出演:ピーター・バラカン×おおしまゆたか
日程:2018年11月6日(火)
時間:19時開場/19時30分開演
会場:風知空知(下北沢駅南西口徒歩3分)
料金:前売2000円/当日2500円(共に+1drink 600円)
予約方法:風知空知へのメール予約のみ(先着受信順/整理番号付き)
風知空知 yoyaku◎fu-chi-ku-chi.jp
(ご希望公演名、日時、お名前、枚数、電話番号の5点を明記の上、
お申し込みください)

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■【イヴェント】11/29 名古屋で菅野恵理子さんのリベラルアーツ
講座開催!

【11/29】名古屋で菅野恵理子さんのリベラルアーツ講座開催!


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11月29日(木)名古屋にて、「音楽で体験するリベラルアーツ」セ
ミナー&ワークショップが開催されます。講師は『未来の人材は「音
楽」で育てる』『ハーバード大学は「音楽」で人を育てる』の著者・
菅野恵理子さん。菅野さんのリベラルアーツ講座としては東京以外で
は初の開催となりますので、中京地区のみなさま、ぜひご参加くださ
い!

音楽で体験するリベラルアーツ・セミナー&体験型ワークショップ
「未来の人材は「音楽」で育てる──世界をひらく5つのリベラルア
ーツ・マインド」
https://goo.gl/WsG1i4

日時:2018年11月29日(木)開場18:30/開始19:00
会場:スタジオ・ハル
   〒464-0848 愛知県名古屋市千種区春岡1-25-1
   TEL 052-752-2650
   http://studioharu.jp/
参加費:3500円
お申し込み・お問い合わせ:TEL 080-5129-6105(小出)
主催:ミュージックソサエティ

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■ メディア掲載
https://artespublishing.com/news/media/
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『レゲエ入門』を「金字塔」と『サウンド&レコーディング・マガ
ジン』で絶賛!

『レゲエ入門』を「金字塔」と『サウンド&レコーディング・マガジン』で絶賛!

弱った身体と音楽の豊かさに橋をかけるためのヒントが隠されてい
る──『モーストリー・クラシック』に『音楽と病のポリフォニ
ー』の書評掲載

弱った身体と音楽の豊かさに橋をかけるためのヒントが隠されている──『モーストリー・クラシック』に『音楽と病のポリフォニー』の書評掲載

『レゲエ入門』を『レコード・コレクターズ』誌が絶賛!

『レゲエ入門』を『レコード・コレクターズ』誌が絶賛!

『ミュージック・マガジン』誌に『文化系2』の書評掲載!

『ミュージック・マガジン』誌に『文化系2』の書評掲載!

時代は速いテンポでどこかに向かいつつある──『世界日報』に
『未来の人材は「音楽」で育てる』の書評掲載

時代は速いテンポでどこかに向かいつつある──『世界日報』に『未来の人材は「音楽」で育てる』の書評掲載

この分野において今後第一に参照されるべき書物がここに誕生した
のだ──「メルキュール・デザール」に『武満徹の電子音楽』の書
評掲載

この分野において今後第一に参照されるべき書物がここに誕生したのだ──「メルキュール・デザール」に『武満徹の電子音楽』の書評掲載

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■ 好評発売中の既刊より
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ヘルベルト・ブロムシュテット 著、ユリア・スピノーラ 聞き手、
力武京子 訳、樋口隆一 日本語版監修
『ヘルベルト・ブロムシュテット自伝』

ヘルベルト・ブロムシュテット自伝

長谷川町蔵、大和田俊之 著
『文化系のためのヒップホップ入門2』

文化系のためのヒップホップ入門2

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■ アルテスの本のお買い求めはこちらのお店でどうぞ

本の購入方法


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アルテスの本は、全国の書店・楽器店・CDショップ・オンライン
ショップにてお買い求めいただけます。そのなかでもお求めいただ
きやすいお店のリストを公開していますので、ぜひご利用ください
(リストは随時更新しています。各店の在庫はご来店の前にご確
認・お問い合わせください)。

弊社ウェブサイト・お電話・FAXでもご注文をうけたまわっていま
す(送料無料)。

また、最新の全点カタログをウェブサイトにご用意してあります
(PDFとエクセル)。

書店・ショップの皆様へ

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■ アルテスのおすすめ! 旬の音楽情報
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◎書籍
伊東信宏(著)『東欧音楽綺譚 クルレンツィス・跛行の来訪神・
ペトルーシュカ』音楽之友社
https://www.ongakunotomo.co.jp/catalog/detail.php?code=210760&fbclid=IwAR0Ch-E0pPyFmWt3iOPhpZ2ciLgj44sau_as8yeRF3Z51RPWYbUT878CRhY

後藤正文(著)『凍った脳みそ』ミシマ社
http://mishimasha.com/books/koottanoumiso.html

宇多丸、高橋芳朗、DJ YANATAKE、渡辺志保(著)
『ライムスター宇多丸の「ラップ史」入門』NHK出版
https://www.nhk-book.co.jp/detail/000000817552018.html

金 成玟(著)『K-POP 新感覚のメディア』岩波新書
https://www.iwanami.co.jp/book/b371360.html

林憲一(著)『クリエイターのためのマイクロフォン事典』DU
BOOKS
https://diskunion.net/dubooks/ct/detail/DUBK231

マリヤ・アリョーヒナ(著)『プッシー・ライオットの革命』DU
BOOKS ※10/31発売
https://diskunion.net/dubooks/ct/reserve

ジョゼフ・ミッチェル(著)/山田久美子+上野元美(訳)『さよ
なら、シャーリー・テンプル』柏書房
http://www.kashiwashobo.co.jp/book/b377538.html?fbclid=IwAR1x7GpMxtg5owbNRvXOP9PUwvetIEH4vtQPQNmP3CyGs-NjktCa70DtJDY

かげはら史帆『ベートーヴェン捏造──名プロデューサーは嘘をつ
く』柏書房
http://www.kashiwashobo.co.jp/book/b377322.html?fbclid=IwAR345Zn1xShFdCUBFkXGNrIq-RfAHXC_qNXMYfE94UAcO0YXhTtb2ld3gmQ

◎CD
D.リパッティ(ピアノ)+H.v.カラヤン(指揮)ほか/シューマン
&グリーグ:ピアノ協奏曲(2018 DSD 11.2MHzマスターによ
る)SACDシングルレイヤー(ウルトラセブン50th&リパッティ
100th期間限定仕様)(ワーナー・ミュージック)
https://wmg.jp/dinu-lipatti/discography/19812/

下山静香(ピアノ)/アルマ・エランテ-さすらいの魂- 中南米
ピアノ名曲コレクションII(S-TWO Corporation/Sylphide
Records)
https://ameblo.jp/shizukamusica/

水永牧子(チェンバロ)/J.S.バッハ:ゴルトベルク変奏曲
(Pooh’s Hoop/キングインターナショナル)
http://www.a30a.com/poohshoop/?fbclid=IwAR3rFvuaUWEfSfq8198HTdrK-ERMyodc0IoF52vfPWyUPWkAbLQCe4lqtTE

◎コンサート/イヴェント/TV番組

11/22|《杉本拓『楽譜と解説』出版記念コンサート》|外(京
都)
http://soto-kyoto.jp/event/181122/

11/25|常味裕司アラブ音楽講座 アラブのミはどうして低い 
|自由学園明日館小教室(池袋)
http://utaud1960-miho.wixsite.com/tsukinosabaku/news

12/1・2|John John Festival 復活感謝祭|求道会館・表参道
CAY
https://www.johnjohnfestival.com/

12/2|プロの演奏家によるわたしの街の音楽会 音楽物語「くる
み割り人形」|日本福音ルーテル久留米教会

音楽物語「くるみ割り人形」2018

2019/2/1 – 4|ヴェーセン 30年の軌跡(fromスウェーデン)
http://www.mplant.com/vasen/

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■代沢だより
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・10月28日(日)、神保町ブックフェスティバルの店番をしたあ
 と、池上本門寺の子院、實相寺へ。ピアニスト平井千絵さんの「フ
 ォルテピアノ&クラヴィコードコンサート」シリーズの第1回を聴
 いてきました。前半がクラヴィコードでJ.S.バッハ、C.P.E.バッハ
 の親子、後半がハイドン2曲とベートーヴェン《月光》というウィ
 ーン古典派づくしというプログラム。チェンバロ、フォルテピア
 ノ、ピアノという楽器の変遷を横目に見ながら、パーソナルでモバ
 イルな鍵盤楽器として数百年、ほぼ変わることなく作曲家たちに愛
 されたクラヴィコードを聴くひそやかな悦び。それから古典派の時
 代に長足の発展をみたフォルテピアノのエッセンスを凝縮したよう
 な後半のプログラミングを堪能しました。ハイドンって何だかスル
 ッとしすぎる感じで苦手だったんですけど、今回、ベートーヴェン
 の甘々のソナタと並べて聴くことができて、ハイドンを愛する人の
 気持がちょっとわかったような気が。つねに世の中の動向や楽器の
 発展を追うことのできたベートーヴェンとちがって、ハンガリーに
 近い田舎に暮らしていたハイドンは、むしろ誰よりも抽象的にソナ
 タという概念を追究することができたのではないか、そしてそのこ
 とがその後のベートーヴェンの大革命を可能にする基盤になったん
 じゃないか、そしてそれは、ドイツから一歩も出ずに巨大な音楽の
 土壌を耕し、息子たちや後続の作曲家たちの発想の可能性そのもの
 を創出した大バッハにも通ずることなのではないか──などなど、
 脳内のいろんなところを刺激してくれるコンサートでした。第2回
 以降も楽しみです。                 [木村]

・この週末、神保町ブック・フェスティヴァルに版元ドットコムの
共同出店に加わって初めて参加。2日間で延べ16時間、4人のス
タッフが交代で店番をしました。天気も最高だったし、いやあ楽し
かったです。売上げが予想を大きく上回って、本が足りなくなるく
らいだったのも嬉しかったのですが、お客さんに直接手渡しで売る
って気持ちいいですね。うちに持って帰ってすぐ読む人もいれば、
しばらく机や床に積まれたままだったり、ひとまず書棚にしまう人
もいるでしょう。そうしたさまざまな姿を想像するのも楽しいです
し、迷ってる方の背中を押したり、楽器をやっていそうな方に話の
水を向けてみたり、値段の交渉に応じてみたり。なにしろ本が好き
でお金を使う気で来ている人たちしかいないわけで、隙を見て本好
きの熱気に満ちた会場をうろうろもして、満喫しました。ただし、
本を買うのは自制して、晶文社のブースで半額の本を1冊にとどめ
ました。余裕があったらまた参加したいです。     [鈴木茂]

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ARTES インフォ*クリップ  配信数:2468通
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発行日:2018年10月30日
発 行:株式会社アルテスパブリッシング
〒155-0032 東京都世田谷区代沢5-16-23-303
TEL 03-6805-2886│FAX 03-3411-7927
公式Facebook:http://www.facebook.com/artespublishing
公式Twitter:http://twitter.com/artespublishing
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