トルコ生まれのピアニスト、ファジル・サイの伝記『ファジル・サイ ピアニスト・作曲家・世界市民』をアルテスで翻訳出版したのは2012年のこと。指揮者・佐渡裕さんからは「これほど豊かな独創性をもった人と出会ったことはありません」と推薦をいただきましたが、その後のめざましい活躍は皆さんご存じの通り。日本でもすっかりおなじみとなったファジルのツアーが来月3日から始まります。
今回は以下の5都市で5公演を開催。プログラムはベートーヴェン、ショパン、ドビュッシーなどのほか、唯一オーケストラ(新日本フィルハーモニー交響楽団)と共演する9日のすみだトリフォニーでは、ベートーヴェンの〈皇帝〉とともに自作の交響曲第2番「メソポタミア」も披露されます。どうぞご期待ください。
3日(土)高崎シティギャラリーコアホール
4日(日)千葉県文化会館大ホール
6日(火)ヤマハホール
9日(金)すみだトリフォニーホール大ホール
10日(土)所沢市民文化センター アークホール
すべての会場で伝記『ファジル・サイ』を販売していますので、この機会にぜひご一読を!