今月20日発売の『ミュージック・マガジン』11月号に、二木信さんによる『文化系のためのヒップホップ入門2』の書評が掲載されています。「ランダム・アクセス」というコーナーのトップに1ページ! まず「ヒップホップの南部化」を例に挙げて、
(第1弾の)面白さは、日本の、主にアメリカのヒップホップの批評やジャーナリズムの盲点を突き、新鮮な聴き方を提示したことだろう。
という前作が大ヒットした理由の分析に続けて、
第1弾で提示した綱領に沿ってその時代のトレンドや傾向を分析していくため、第1弾ほど目から鱗が落ちるような感覚はないかもしれないが、しかし十分い面白い。
と『2』を評価していただきました。とくに、「歴史の書き換えに意識的な」大和田さんの視点と、ゲスト柳樂さんが『Jazz The New Chapter』で試みているジャズ受容史の書き換えに相通じるものがあるという指摘には納得です。ありがとうございました。第3弾もがんばります!