【11/1開催】山崎太郎さんがこんどはモーツァルト《後宮からの逃走》を解読!

昨年のアルテスのスマッシュヒットといえば、山崎太郎さんの『《ニーベルングの指環》教養講座──読む・聴く・観る! リング・ワールドへの扉』。ワーグナー畢生の大作《ニーベルングの指環》を文学、哲学、社会学、文化人類学などあらゆる方向から読み解いた画期的な書物でしたが、その山崎さんがこんどはモーツァルトの名作《後宮からの逃走》を解読するとあっては、いやが上にも期待が高まります。以下、東工大のホームページに掲載された講座の案内から引用します。

上演に先立ち予習をしておきたいという一般の音楽愛好家のニーズにも合わせ、作品の形態、あらすじ、登場人物、見どころ・聴きどころを、音楽や映像も交えて、わかりやすく解説。さらにはこの作品をめぐる様々な解釈や演出の潮流を紹介しつつ、講師自身による最新の研究成果に基づいて、18世紀の地中海世界におけるイスラム圏とキリスト教圏の攻防という視点から登場人物の性格や歴史的背景に光を当て、従来、荒唐無稽なメルヘンと見なされてきたこの歌劇が同時代の政治や社会の状況と密接に結びついていたことを解き明かします。

開催概要は以下のとおりです。

リベラルアーツ教養講座
「メルヘンと歴史のはざまで──モーツァルトの歌芝居《後宮からの逃走》解読」
講師:山崎太郎教授
https://www.titech.ac.jp/event/2018/042557.html
日時:2018年11月1日(木)18:00-21:00(17:30開場)
場所:東京工業大学 大岡山キャンパス別窓 大岡山西9号館 2F ディジタル多目的ホール
受講料:一般1,000円、本学学生および教職員は無料
参加申込:会場整理の都合上、事前にメールでお申込みください。
申し込み先:ila2018●ila.titech.ac.jp ●=アットマーク
(予約なしでも、当日満席にならない限り入場は可能です)

みなさまぜひお誘い合わせのうえ、ご参加ください。