朝日新聞デジタルに吉原真里さんのインタビュー記事掲載

『親愛なるレニー──レナード・バーンスタインと戦後日本の物語』が第11回河合隼雄物語賞を受賞したことを受け、朝日新聞デジタルに著者・吉原真里さんのインタビュー記事が掲載されました。

バーンスタインと2人の日本人 吉原真里さんが見いだした愛の物語|朝日新聞デジタル
https://digital.asahi.com/articles/ASR7D320XR75PLZU001.html
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取材と執筆は同紙記者の河合真美江さん。今回「物語」として評価された同書の成立の過程を、一篇の「物語」として紡いでくださいました。

 「バーンスタインのファンだった、コンサートに行ったというだけでなく、合唱団にいたとかクラシック音楽が好きとか。本を読んでご自身の人生をたどるような思いをなさっている。読む人にとっての物語でもあるんだなと感じます」。吉原さんはしみじみ話す。

 今、吉原さんが思うのは「[バーンスタインは]愛の人だった」ということ。「音楽や芸術に対する愛だけでなく、個々の人間に対して、そして世界の人類に対して体に収まりきらない愛をもっていた人。愛と信念をエンジンとして生きた人だったんですね」

音楽書や研究書としてだけでなく、誰の心にも響く物語として、多くの方が受けとめてくださったことをあらためてうれしく思います。