読売新聞にて『湯浅譲二の音楽』が紹介されました

本日4月25日(土)付の読売新聞夕刊カルチャー面に、『湯浅譲二の音楽』の著者ルチアナ・ガリアーノさんのインタビュー記事が掲載されました(取材と執筆は同紙記者の松本良一さん)。

日本の現代音楽を国際的な視点で取り上げた数少ない本だ。

[湯浅譲二との]長年の親交から生まれた本書は、作品の分析や解説に加え、湯浅さんの作曲過程を丹念にたどることで、充実した「作曲家論」に仕上がった。

とご高評いただきました。

「現代音楽は、かつての前衛芸術としての輝きを失い、世界的にマイナーな存在になっている。だから新しい潮流を生み出す若い世代に期待したい。特に日本の女性作曲家には期待している」

というガリアーノさんの言葉も印象深いものでした。