「ダ・ヴィンチ音楽祭in川口Vol.1」大盛況のうちに幕!

8月14日(水)〜17日(土)の4日間、川口でおこなわれた「ダ・ヴィンチ音楽祭in川口Vol.1」。おかげさまで大盛況のうちに終了いたしました。

メイン公演であったレオナルド・ダ・ヴィンチがプロデュースしたとされるオペラ《オルフェオ物語》(14日・15日)は、緻密に構成された楽曲と意表をつく演出(そして随所にはさまれる濱田芳通さんの超絶技巧!)とがあいまって、満場の聴衆が沸くエキサイティングな舞台となりました。

アルテスが企画・制作に協力させていただいたトークイヴェント「音楽家レオナルド・ダ・ヴィンチ」もおかげさまで満員御礼。金澤正剛さん(音楽学、国際基督教大学名誉教授)、矢澤孝樹さん(音楽評論)、いのうえとーるさん(人文科学エヴァンジェリスト)の3人が、レオナルド・ダ・ヴィンチにとって音楽とは何だったのかというテーマを語り尽くし、天野寿彦さんのリラ・ダ・ブラッチョ実演なども聴くことができ、これからオペラ《オルフェオ物語》を体験するお客様にとってまたとないプレトークになったと思います。

 

アカデミア・ミュージックさんも2カ所で書籍と楽譜のショップを出してくださり(レオナルド・ダ・ヴィンチの貴重な手稿のファクシミリの展示販売なども)、演奏とはまた違ったかたちで4日間の「音楽と知の饗宴」を演出してくださいました。

その他、現代音楽、邦楽、ジャズなどさまざまなジャンルが入り乱れたプログラム構成は、まさに「本を読むように楽しめる音楽祭」そのものだったのではないかと思います。

主催者のみなさん、お疲れさまでした。ご来場くださったお客様に心から御礼申し上げます!

なお、全国約30の書店・楽器店で開催中の「ダ・ヴィンチ音楽祭開催記念 古楽ブックフェア」は、今月末まで継続予定ですので、そちらもぜひチェックしてみてください(開催期間はお店によって前後しますので、確認のうえご来店ください)。