『intoxicate』に『デオダ・ド・セヴラック』の書評が掲載されました

デオダ・ド・セヴラック

タワーレコードのフリーペーパー『intoxcate』#94(10/20発行)にて、小沼純一さんが『デオダ・ド・セヴラック』を、著者の椎名亮輔さんがソプラノの奈良ゆみさんと共演したCD『デオダ・ド・セヴラック/歌曲と古いシャンソン』(コジマ録音)と合わせて紹介してくださいました。

……椎名亮輔という音楽学者=ピアニストの仕事の拡がりとピアニスト的嗜好はまさに不意打ちだった。

……本書においてもっともスリリングなところはといえば、著者がこのセヴラックという他者の音楽の魅惑にどのように近づけるかを手探りしてゆくさまが記されていることにほかならぬ。客観的な記述のみではけっして触れ得ないものが、こうした書き方によってこそあらわれる。

この本の、著者・椎名さんの独特なところをしっかり突いて紹介してくださっていて、ありがたいかぎりです。

[木村]