【9/16開催】〈コートールド美術館展開催記念〉小町碧さんがコートールドの音楽コレクションについて語る!

イギリスが世界に誇る印象派・ポスト印象派の殿堂、コートールド美術館。そのコレクションがこの秋日本にやってきます。

コートールド美術館展
2019年9月10日(火)~12月15日(日)
東京都美術館
https://courtauld.jp/

展覧会の開催を記念して、音楽のパトロンとしても重要な存在だったサミュエル・コートールドと、さまざまな作曲家や音楽作品について、ロンドン在住のヴァイオリニスト小町碧さんが、「コートールドの音楽コレクション」と題して、朝日カルチャーセンター新宿教室にて講座をひらきます。

小町さんが翻訳した『ソング・オブ・サマー 真実のディーリアス』の主人公であるイギリスの作曲家フレデリック・ディーリアスが最初の所有者であったポール・ゴーガンの『ネヴァーモア』は、今回の展覧会の目玉のひとつ。その他にも多数の美術作品と音楽との知られざる関係が語られます。もちろん、小町さんのヴァイオリン演奏も楽しんでいただけます。展覧会の鑑賞体験がぐっと深まること間違いなし。どうぞお早めにお申し込みください。

コートールドの音楽コレクション
https://www.asahiculture.jp/course/shinjuku/24dc7ca9-5ac3-caf6-29fe-5d298f968785

講師:小町 碧(ヴァイオリニスト)
日時:2019年9月16日(月)16:00~17:30(1回)
場所:朝日カルチャーセンター新宿教室
受講料:会員 3,456円 一般 4,104円(税込)

 英国の実業家、サミュエル・コートールド(1876-1947)は、アート・コレクターとして数多くの印象派・ポスト印象派の作品を収集し、偉大なコレクションを形成しましたが、同時に音楽のパトロンとしても、重要な役割を果たしました。妻エリザベスとの様々な音楽支援活動は、20世紀前半の英国の音楽界を一変させるほどの革命を起こしたといっても過言ではありません。
 今秋来日、コートールド美術館のコレクションには、英国の作曲家フレデリック・ディーリアスが最初の所有者であったゴーガンの「ネヴァーモア」、フランスの作曲家エマニュエル・シャブリエが所有したマネの「フォリー=ベルジェールのバー」など、作曲家と関わりが深い作品が並びます。本講座では、これ等の作品の背景にある作曲家と画家の交流に触れながら、コートールド夫妻が築き上げた音楽レガシーをたどります。(講師・記)

〈演奏予定曲目〉※いずれも無伴奏。変更する可能性もございます。予めご了承ください。
 ディーリアス:ヴァイオリン・ソナタ より第2楽章(抜粋)
 ラヴェル:ヴァイオリン・ソナタ より第2楽章(抜粋)
 グリーグ:ソルヴェイグの歌 (抜粋)
 ※その他、CD音源からシャブリエ、ドビュッシー、ウォルトン、ディーリアス、ヴォーン・ウィリアムズの作品も取り上げる予定です。