ARTES インフォ*クリップ[vol.156]坂本龍一監修の音楽全集、リニューアル再スタート!号

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ARTES インフォ*クリップ[vol.156]2021/06/30
坂本龍一監修の音楽全集、リニューアル再スタート!号
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▼【7月新刊】『コモンズ: スコラvol.18ピアノへの旅』
▼【7月新刊】『音楽の黙示録──クラシックとジャズの対話』
▼【7月新刊】『ワーグナーシュンポシオン 2021』
▼【6月新刊、好評発売中!】
 『君に捧げるメロディ──ミシェル・ルグラン、音楽人生を語る』
▼ミシェル・ルグラン自伝のプレイリストを公開!noteの解説付き!
▼アルテス木村が濱田芳通&アントネッロのYouTubeに登場。
 『歌の心を究むべし』を語る!
▼【8/22・29・9/5オンライン開催】吉原真里さんが「クラシッ
 ク音楽と人種・ジェンダー・文化資本」を語る!
▼【9/18開催】片山杜秀×山崎浩太郎「昭和音楽史」第5弾は日比
 谷が舞台!
▼アルテスの公式ショップもお役立てください(送料無料です)
▼メディア掲載情報
▼好評発売中の既刊より
▼アルテスの本のお買い求めはこちらのお店でどうぞ
▼アルテスのおすすめ! 旬の音楽情報
▼代沢だより

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【7月新刊・24日発売予定】
ピアノへの旅(コモンズ: スコラ)
坂本龍一+伊東信宏・上尾信也・小室敬幸 著

ピアノへの旅(コモンズ: スコラ)


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ピアノ成立史のミステリーを追って、
楽器と音楽の長い旅をたどる──

坂本龍一「音楽の学校(=schola)」、リニューアル第1弾!!
プレイリストで楽しむ書籍として再始動します。

2008年にVol.1『J. S. バッハ』でスタートし、2018年『ロマン派
音楽』まで17巻(CDと本)を刊行してきた、坂本龍一監修のユニ
ークな音楽全集〈音楽の学校=コモンズ・スコラ〉。NHK・Eテレの
番組にもなったこのシリーズが、Vol.18からプレイリストで音楽を
聴きながら読む書籍として生まれ変わります。

リニューアル第1弾のテーマは、坂本龍一がもっとも長く深く付き合
ってきた楽器、ピアノ。だれにでも正確で大きな音が出すことがで
きて、「楽器の王様」とも呼ばれるピアノは、ギターと並んで世界
的にもっともポピュラーな楽器です。

私たちが慣れ親しんでいるタイプのピアノは、約300年ほど前、18
世紀初頭のイタリアでクリストーフォリが作った楽器が元祖とされ
ます。では多くの弦とハンマーアクションを備えた鍵盤を押して音
を出す、というピアノの基本的な仕組みは、いったいいつ、どのよ
うにできあがったのでしょうか? ピアノが生まれるまでの歴史を
たどっていくと、意外なほど多くの謎に包まれていることが分かっ
てきます。

本書では、紀元前のローマ、ギリシャやイスラム世界まで視野を広
げて、そのピアノ成立史のミステリーに挑むとともに、工業化の粋
を極めたピアノという楽器とその音楽の本質を多彩な視点から縦横
無尽に語り合います。東日本大震災で出会った「津波ピアノ」に象
徴されるように、ピアノを不自由で儚い楽器ととらえ近代に抗う坂
本の楽器観・音楽観も浮き彫りになります。

ゲストに迎えたのは、ピアノよりさらに古い鍵盤楽器の成立史に詳
しい研究者・上尾信也さんと、中欧・東欧の芸術音楽、民族音楽が
ご専門でピアノをめぐる文化史にも造詣の深い音楽学者・伊東信宏
さんのおふたり。

第1部は3人の鼎談。国立音楽大学の楽器学資料館で歴史的な鍵盤
楽器に触れたあと(その模様はカラーで紹介)、紀元前のローマ、
ギリシャやイスラム世界まで視野を広げて、ピアノ成立史のミステ
リーに挑みます。

後半の第2部は坂本+伊東の対談。バッハからライヒまで、坂本が
慣れ親しんできたピアノ曲を聴きながら、不自然で不自由で、そこ
がいじらしくもある楽器=ピアノの本質に迫ります。

対談のなかで取りあげた楽曲のCD音源ガイドを掲載するとともに
(伊東さんに加えて気鋭の音楽ジャーナリスト・小室敬幸さんが執
筆)、この巻からSpotifyとApple Musicにプレイリストをご用意
して、リンクQRコードでご案内します。

〈コモンズ・スコラ〉既刊全17巻の詳細はこちらをご覧ください

定価:本体2000円[税別]
四六判変型・上製・200頁(うちカラー8頁)
発売日:2021年7月24日
ISBN978-4-86559-232-0 C1073
ジャンル:ピアノ/音楽
デザイン:中島美佳 撮影:かくたみほ

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【7月新刊・10日発売予定】
音楽の黙示録──クラシックとジャズの対話
森本恭正+南博 著

音楽の黙示録


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ラディカルに、そしてロジカルに権威を切り裂く多能な作曲家と、
言葉のインプロヴィゼイションで読む者を覚醒させる異才ピアニス
トが、音楽の常識を問いなおす「18の論点」!

 読者の何割かは最後の章まで読破するでしょう。
 そのうち一定数の方々は、不愉快な思いをし、お怒りになるかも
 しれません。
 が、一方で、俎上に挙げられたさまざまな事象とその論考に瞠目
 し、心の裡で喝采してくださる方々もいるはずです。
                         ──南 博

 本書で、私が書いてきた領域は多岐にわたっている。
 音楽家の矩(のり)を踰(こ)えていると思う方が大半だろう。
 だが、私たち二人が書きたかったことは、まさに、そうした実は
 何の根拠もない「矩」をこしらえた、
 何か大きな力に対するリゼントメント(憤激)である。
                        ──森本恭正

ラディカルに、そしてロジカルに権威を切り裂く多能な作曲家と、
言葉のインプロヴィゼイションで読む者を覚醒させる
異才ピアニストがジャンルを超えて交わした言葉のインタープレイ。

誰も語れなかった〈音楽〉がいまここから聞こえてくる──

ためし読みもできます! こちらからどうぞ。

定価:本体1800円[税別]
四六判・上製(仮フランス装):320頁
発売日:2021年7月10日
ISBN978-4-86559-238-2 C1073
ジャンル:クラシック/ジャズ/音楽論
装丁:白畠かおり

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【7月新刊・22日発売予定】
ワーグナーシュンポシオン 2021
特集 ワーグナーと古代ギリシア
日本ワーグナー協会 編

ワーグナーシュンポシオン 2021


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日本のワーグナー研究の最新動向を伝える年刊誌。特集ではワーグ
ナーを理解するうえで不可欠な要素、古代ギリシアとの関係を論ず
る。観世清和氏の「ワーグナーと能楽」ほかエッセイも充実!

『ワーグナーシュンポシオン』は、わが国におけるワーグナー研究
の成果やワーグナー芸術にかんする多様な情報を発信する年刊誌。
「シュンポシオン」とは、古代ギリシャで酒を酌み交わしながら行
われていた議論のことで、プラトンの対話篇『饗宴』の原題でもあ
ります。
本誌を、ワーグナーについて真摯かつ自由闊達に語り合う場にした
いとの願いが、この誌名にこめられています。

本号では、まず巻頭インタビューとして、ピアノ伴奏による独自の
ワーグナー公演を重ねてきた「わ」の会代表で指揮者の城谷正博氏
とピアニストの木下志寿子氏へのインタビューを掲載。
特集は「ワーグナーと古代ギリシア」と題し、丸橋裕氏、安川智子
氏、フォルカー・メルテンス氏の論文を掲載。ワーグナーが少年時
代から傾倒し、作品のモティーフや作劇の理念と技法などにおいて
影響を色濃く受けた古代ギリシアとの関係を明らかに。
たかの舞俐氏の寄稿は《ニュルンベルクのマイスタージンガー》を
作曲家の視点から分析する意欲的な論文。
エッセイは、観世清和氏(能楽)、村上湛氏(古典演劇評論)、佐
野隆氏(音楽学)、杉谷恭一氏(ドイツ文学)がヴァラエティ豊か
で充実した4編を寄稿。
「海外・国内ワーグナー上演2020」は、コロナ禍のなか中止また
は延期された公演も含むかたちでの掲載。その他、国内外の文献紹
介ほか最新情報も満載しています。

定価:本体2900円[税別]
A5判・並製・168頁
発売日:2021年7月22日
ISBN978-4-86559-239-9 C1073
ジャンル:クラシック/作曲家/オペラ
装丁:中野達彦+ティーアールエム

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【6月新刊、好評発売中です!】
『君に捧げるメロディ──ミシェル・ルグラン、音楽人生を語る』
ミシェル・ルグラン著 ステファン・ルルージュ共著 髙橋明子訳 
濱田高志監修

君に捧げるメロディ


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フランス映画・音楽界の巨匠ルグランが自らの手で
華麗な創作活動を綴った珠玉の回想録、待望の第2弾!
『ラ・ラ・ランド』のデイミアン・チャゼル監督が序文を寄稿!
フランス映画・音楽界の巨匠ルグランが自らの手で
華麗な創作活動を綴った珠玉の回想録、待望の第2弾!

映画『ラ・ラ・ランド』のデイミアン・チャゼル監督が
リスペクトを込めて序文を寄稿!

「彼の魂は白と黒であり、バロックや印象主義と同じくらいブルー
スだ。このハイブリッドが、僕を心の底から感動させる」

『シェルブールの雨傘』『ロシュフォールの恋人』などの名作で知
られる作曲家ミシェル・ルグラン(1932ー2019)の彩りに満ちた
音楽人生。
チャップリン、オーソン・ウェルズ、スタン・ゲッツ、マイケル・
ジャクソン、P・ブーレーズ、バーブラ・ストライサンドら多彩な
アーティストとの交流、最愛の妻マーシャ・メリルとの50年越しの
ドラマ、映画音楽作曲家としての名監督たちとのバトル、などなど
が流麗な筆致で語られます。

★日本版オリジナルの年譜、フィルモグラフィー付き

★細野晴臣さん絶賛の第1弾、『ミシェル・ルグラン自伝 ビトゥ
 イーン・イエスタデイ・アンド・トゥモロウ』も好評発売中!

本文の試し読みができます
デイミアン・チャゼルによる序文、第4章「サラー・ヴォーン、スタ
ン・ゲッツ、ステファン・グラッペリ、その他の人々」、第9章
「槌もなく、主もなく──ピエール・ブーレーズ」、第11章「〝市
民〟オーソン」から序盤を公開しました。

定価:本体2400円[税別]
A5判・並製・248頁(うちカラー口絵8頁)
ISBN978-4-86559-237-5 C0073
ジャンル:映画/音楽
ブックデザイン:福田真一(DEN GRAPHICS)

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ミシェル・ルグラン自伝のプレイリストを公開! noteの解説付き!

ミシェル・ルグラン自伝のプレイリストを公開! noteの解説付き!


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本日発売の『君に捧げるメロディ』と2015年発売の『ミシェル・
ルグラン自伝』という2冊の回想録に登場する数々の名曲から30曲
を厳選して、Spotifyのプレイリストを作りました。

ルグラン研究の世界的な第一人者で、この日本語版の監修者である
濱田高志さんが選んだもので、アルテスのnoteに各曲の解説も公開
していますので、本と合わせてぜひお楽しみください。

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アルテス木村が濱田芳通&アントネッロのYouTubeに登場。『歌の
心を究むべし』を語る!

アルテス木村が濱田芳通&アントネッロのYouTubeに登場。『歌の心を究むべし』を語る!


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濱田芳通&アントネッロのYouTubeにアルテス木村が登場。濱田さ
んの著書『歌の心を究むべし──古楽とクラシックのミッシングリ
ンクを求めて』について語り合っています。

対談『歌の心を究むべし』 濱田芳通 × 木村元(アルテスパブリッシング)|濱田芳通&アントネッロ YouTubeチャンネル

本全体のテーマでもある「歌心とはなにか」「歌心はどこにあるの
か」をテーマに、オフビート、ファンクダンス、往年の巨匠の音楽
などについて、濱田さんに解説していただいたのですが、あらため
て「濱田さんの演奏はなぜカッコいいのか」がわかったような気が
します。一昨年のダ・ヴィンチ音楽祭も、もとはといえばこの本か
ら始まった?──そのあたりも訊いてみました。

濱田芳通&アントネッロのYouTubeチャンネルへの登録もぜひ!

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【8/22・29・9/5オンライン開催】
吉原真里さんが「クラシック音楽と人種・ジェンダー・文化資本」
を語る!

【8/22・29・9/5オンライン開催】吉原真里さんが「クラシック音楽と人種・ジェンダー・文化資本」を語る!


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『「アジア人」はいかにしてクラシック音楽家になったのか?』
(弊社刊、2013)の著者でハワイ大学アメリカ研究学部教授の吉
原真里さんが、同書の内容を中心に、全3回のオンラインセミナー
をおこないます。
クラシック音楽における人種、ジェンダー問題のリアルがわかると
ともに、2013年の同書刊行後のクラシック音楽界の流れも視野に
入れて、アジア人とクラシック音楽の関係を考えます。
聞き手は「学び舎遊人シリーズ」のモデレーター、坂元勇仁さん。
#MeToo、BlackLivesMatter、コロナなどの諸問題を前に、いよい
よアクチュアリティを増す「クラシックと人種・ジェンダー」とい
うテーマについて、あらためて考える機会です。ぜひご参加くださ
い。

コーラスカンパニー/学び舎 遊人シリーズ吉原真里オンラインセミナーアジア人ですが、なにか?──クラシック音楽と人種・ジェンダー・文化資本の力学(全3回)

講師:吉原真里(ハワイ大学アメリカ研究学部教授)
モデレーター:坂元勇仁(レコーディング・ディレクター)
日程・内容:
第1回 8月22日(日)
「アジア人」クラシック音楽家とは
・クラシック音楽界における「アジア人」とは誰か
・アメリカの「アジア人」
・「アジア人」クラシック音楽家の人種経験と言説

第2回 8月29日(日)
アイデンティティとクラシック音楽
・社会階層と文化資本
・ジェンダーとセクシュアリティ
・クラシック音楽における「真正性(authenticity)」とは

第3回 9月5日(日)
「アジア人クラシック音楽家」の今と将来
・『「アジア人」はいかにしてクラシック音楽家になったのか?』
 (2013)以後のクラシック音楽界
・#MeToo, BlackLivesMatter, コロナとクラシック音楽
・「クラシック音楽」は誰のものか

時間:各回とも10:00-11:30(90分)※受付開始30分前
受講料:3回通し5,000円(税込)
※各回ごとの受講設定はございません。

参考テキスト:吉原真里著『「アジア人」はいかにしてクラシック
音楽家になったのか? 人種・ジェンダー・文化資本』アルテス
パブリッシング刊、2,750円(税込)

「アジア人」はいかにしてクラシック音楽家になったのか?


※テキストは必須ではありませんが、事前にお読みいただくとセミ
 ナーの理解度が増すでしょう。

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【9/18オンライン開催】
片山杜秀×山崎浩太郎「昭和音楽史」第5弾は日比谷が舞台!

【9/18オンライン開催】片山杜秀×山崎浩太郎「昭和音楽史」第5弾は日比谷が舞台!


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朝日カルチャーセンター新宿教室の名物オンライン講座「昭和音楽
史」第5回の開催が決定しました。日時は2021年9月18日(土)
18:30-19:30(ただし延長の可能性も!)。
「昭和音楽史」としては第5回となりますが、「音楽の殿堂」とし
てのホールを語る3回目。今回は「光は日比谷より」と題して、東宝
の日比谷劇場街と日比谷公会堂を中心に、第2次世界大戦前後のホ
ールとそれを取りまく社会状況を取りあげます。

お申し込みとお問い合わせは下記のページから:

昭和音楽史 「音楽の殿堂」としてのホール──光は日比谷より
朝日カルチャーセンター新宿教室

【9/18オンライン開催】片山杜秀×山崎浩太郎「昭和音楽史」第5弾は日比谷が舞台!


講師:片山 杜秀(慶応義塾大学教授)
   山崎 浩太郎(音楽評論家、演奏史譚)

昭和音楽史 「音楽の殿堂」としてのホール 光は日比谷より

 近代日本の「音楽の殿堂、聖地」となってきた各地のコンサート
ホールの歴史を語ることは、日本のクラシック音楽の普及と同時に、
社会の歴史を語ることでもあります。
 シリーズ第3回は「光は日比谷より」と題して、東宝の日比谷劇場
街と日比谷公会堂を中心に、第2次世界大戦前後のホールとそれを
取りまく社会状況を取りあげます。大衆社会が発展していく昭和10
年代、小林一三率いる東宝は大劇場街を日比谷につくり、戦後には
帝国劇場でオペラも公演する。日比谷公会堂はラジオとレコードの
急激な普及のなか、クラシック音楽の実演の殿堂となり、戦時から
敗戦、戦後の激動期に君臨する。この時代を日本の近代史と関連さ
せながら語ります。 (山崎講師・記)

※これまでに〈「音楽の殿堂」としてのホール〉と題し、①日比谷
 公会堂からサントリーホールへ②公会堂の時代を行ってきました
 が、今回初めてご受講いただいてもお楽しみいただける内容です。

〈参考書〉
片山杜秀・山崎浩太郎 著、田中美登里 聞き手『平成音楽史』(ア
ルテスパブリッシング)

平成音楽史

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大小さまざまなオンライン書店を上でご案内していますが、教科書
やテキストなど必要な本が買えなくて困っている、行きつけの書店
が利用できなくなった、といった際には、アルテスのショップもお
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アルテス公式サイトのショップでは、200タイトル近いアルテスの
刊行書籍を、(絶版・品切れの本を除いて)すべて国内送料無料で
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お支払いはPayPal、銀行振込のいずれかを選んでご利用ください。

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メディア掲載情報
https://artespublishing.com/news/media/
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・『週刊読書人』の「図書館発!こんな本が面白い」で『父と子の
 絆』紹介
 https://artespublishing.com/news/dokushojin_tititokonokizuna/
・『intoxicate』で『スイート・スイート・クラシック』紹介
 https://artespublishing.com/news/202106_intoxicate_sweetsweetclassic/
・『書標(ほんのしるべ)』で『スイート・スイート・クラシッ
 ク』紹介
 https://artespublishing.com/news/202106_honnoshirube_sweetsweetclassic/
・西日本新聞で『スイート・スイート・クラシック』紹介
 https://artespublishing.com/news/20210619_nishinihonshinbun_sweetsweetclassic/
・『季刊音楽鑑賞教育』で『クラシック音楽家のためのセルフマネ
 ジメント・ハンドブック』が紹介されました
 https://artespublishing.com/news/202107_ongakukanshoukyouiku_selfmanagement/
・『音遊人(みゅーじん)』にて『1冊でわかる ピアノのすべて』
 紹介。読者プレゼントも!
 https://artespublishing.com/news/2021summer_myujin_pianonosubete/
・ウェブでのレビューも続々! 「EAT UNIVERSITY」
 「CLASSICA – What’s New!」で『スイート・スイート・クラシ
 ック』紹介
 https://artespublishing.com/news/eatuniversity_classica_sweetsweetmusic/
・『GATEAUX(ガトー)』に『スイート・スイート・クラシック』
 の書評掲載
 https://artespublishing.com/news/20210601_gateaux_sweetsweetclassic/

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好評発売中の既刊より
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【5月新刊】
日本チェンバロ協会[発行]
日本チェンバロ協会 年報 2021 第5号
特集 古代ギリシャ・ローマと音楽/ルッカースのチェンバロ

日本チェンバロ協会 年報 2021 第5号

【4月新刊】
三浦裕子[著]
スイート・スイート・クラシック 洋菓子でめぐる音楽史

スイート・スイート・クラシック

【3月新刊】
青山一郎[著]
1冊でわかる ピアノのすべて──調律師が教える歴史と音とメカニ
ズム

1冊でわかる ピアノのすべて

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アルテスの本は、全国の書店・楽器店・CDショップ・オンライン
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アルテスのおすすめ! 旬の音楽情報
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◎書籍
片山杜秀著『尊皇攘夷──水戸学の四百年』新潮選書
猪木武徳著『社会思想としてのクラシック音楽』新潮選書
香原斗志著『カラー版 東京で見つける江戸』平凡社新書
鈴木雅明著『バッハ、神と人のはざまで』音楽之友社
小野亮祐、安田寛著『バイエルの刊行台帳 世界的ベストセラーピアノ教則本が語る音楽史のリアル』音楽之友社
和久井光司『ヴェルヴェット・アンダーグラウンド完全版』河出書房新社
小松亮太著『タンゴの真実』旬報社
安田登著『みえないものを探す旅 旅と能と古典』亜紀書房
ケネス・ウォマック著 湯田賢司訳『ザ・ビートルズ 最後のレコーディング』DU BOOKS
ベン・フォン=トーレス著 丸山京子訳『リトル・フィート物語』亜紀書房
藤本国彦著『ビートルズ213曲全ガイド 2021年版』音楽出版社
藤原辰史・内田樹・山田和樹・ヤマザキマリほか『「自由」の危機──息苦しさの正体』(集英社新書)

◎コンサート/イヴェント
2021/06/30|濱田芳通「笛の楽園」リコーダー連続演奏会|ムジカーザ
2021/07/02|古典四重奏団|ベートーヴェン後期の幕開け|和光大学ポプリホール鶴川
2021/07/08|高橋悠治+波多野睦美|ねむれない夜 高橋悠治ソングブックCD発売コンサート|東京オペラシティ リサイタルホール
2021/07/18|オーケストラ・ニッポニカ第38回演奏会「松村禎三交響作品展」|紀尾井ホール

◎CD
笹久保伸『CHICHIBU』

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■代沢だより
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・新潮社のウェブマガジン「フォーサイト」の依頼で猪木武徳さん
 の新著『社会思想としてのクラシック音楽』(新潮選書)の書評
 を書きました。
 https://www.fsight.jp/articles/-/48023
 猪木さんは高名な経済学者としてお名前は知っていましたが、ま
 ず一読してそのクラシック音楽愛と知識に舌を巻きました。「自
 分は音楽の専門家ではない」と断りながらも、作品の内容や形式
 についてもそうとうに突っ込んだ、音楽学者顔負けの議論が展開
 されます。
 しかし、やはりこの書の肝は「聴き手」としての立場を踏み越え
 ることなく、むしろその場からどこまで積極的に音楽の世界に参
 与できるかという課題を自らに課す、その姿勢にあるでしょう。
 「真のデモクラシー」が、理想にとどまるものでなく、また上か
 ら押しつけられるものでもなく、国民・市民の積極的参与によっ
 て実現するものであるとしたら、それは音楽の世界にもあてはま
 ることではないか──。猪木さんの骨太の議論に叱咤されつつ、
 原稿を書きました。                [木村]

・坂本龍一さんの『スコラ』の色校がさっき出ました。カバーとオ
 を通常のオフセット印刷と活版を併用して刷るという初めての試
 みに挑戦していて、来週は浅草の活版印刷所まで立ち会いに行っ
 てきます。そのあとはA5判で600ページの論文集と同じく500
 ページの書き下ろしパーカー論などなどが待っていて、青息吐息。
 8月のお盆休みまでにはカタをつけねば。オリンピックはあまり
 に色々ひどすぎて、スポーツを楽しもうという気がさっぱり消え
 しまいました。ドイツで体験したサッカーW杯のようなあのワク
 ワクをまた味わいたかったのに残念です。      [鈴木]

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ARTES インフォ*クリップ          配信数:2494通
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発行日:2021年6月30日
発 行:株式会社アルテスパブッシング
〒155-0032 東京都世田谷区代沢5-16-23-303
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