ARTESインフォ*クリップ[vol.137]濱田滋郎ファン感涙! 待望の新著は珠玉のスペイン文化論!号

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ARTES インフォ*クリップ[vol.137]2020/03/23
濱田滋郎ファン感涙! 待望の新著は珠玉のスペイン文化論!号
アルテスパブリッシング
https://artespublishing.com/
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▼新型コロナウィルスへの対応について
▼【4月新刊】『約束の地、アンダルシア──スペインの歴史・風
 土・芸術を旅する濱田滋郎[著]/高瀬友孝[写真]
▼【3/30、4/20、5/25開催(残り3回)】スガナミ楽器経堂店で
 『音楽で生きていく!』刊行記念セミナー開催
▼【4/26開催】アルテス木村が上田知華さんと「音楽と本」につい
 て語ります
▼【4/4→開催中止】〈インディーズ・パブリッシャーのすすめ
 vol.2〉
▼『文化系のためのヒップホップ入門3』電子版の配信スタート!
▼高橋健太郎『ヘッドフォン・ガール』電子版の配信スタート!
▼松平敬さんが『シュトックハウゼンのすべて』でミュージック・
 ペンクラブ音楽賞を受賞!
▼3月と4月に4タイトルを増刷します
▼『文化系のためのヒップホップ入門3』イントロダクションを
 noteに公開しました
▼『マイケル・ジャクソンの思想』まえがきをnoteに公開しました
▼村井康司『JAZZ 100の扉』の良品を発見!
▼『バッハ・古楽・チェロ』の付録CDが単独のCDとしてリリー
 スされました
▼『ウルトラセブンが「音楽」を教えてくれた』が新潮文庫になり
 ました!
▼『みんなの家。建築家一年生の初仕事』がちくま文庫に入りました
▼ラジオ関西「田辺眞人のまっこと!ラジオ」に『ノート・グルー
 ピング入門』訳者の杉江光平さんが出演しました
▼メディア掲載情報
▼好評発売中の既刊より
▼アルテスの本のお買い求めはこちらのお店でどうぞ
▼アルテスのおすすめ! 旬の音楽情報
▼代沢だより

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新型コロナウィルスへの対応について

新型コロナウィルスへの対応について


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新型コロナウィルス(COVID-19)への感染リスクを下げるための
自衛策として、2月28日よりしばらくのあいだ、弊社ではスタッフ
の在宅勤務を原則とすることにしました。

ご注文やお問い合わせへのレスポンスや弊社サイトからご購入いた
だいた商品の発送に平常よりお時間をいただくことがあるかもしれ
ませんが、その間、電話・FAXはほぼ平常通りお受けしますし、出
荷業務も遅滞なくおこないます。

皆さまのご理解を賜りたく、どうぞよろしくお願いいたします。

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【4月新刊】
約束の地、アンダルシア──スペインの歴史・風土・芸術を旅する
濱田滋郎[著]/高瀬友孝[写真]

約束の地、アンダルシア


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村治佳織さん(ギタリスト)推薦!──
「後世に残るべき名著が今ここに生まれました!」

悠久の時の流れ、変わらぬ人びとのいとなみ──
東西の文明の交錯する「秘法の地」の魅力を
かつてないスケールで描き切る!

「どの町、どの村を訪ねてみようと、
 そこにはアンダルシアならではの青い空、白い壁、紅い花があり、
 大気のうちには、たぶん明るすぎるゆえの哀しみなのだろうか、
 説明のつかないひとつの哀愁が漂っている」
 ──本文より

日本を代表する音楽評論家でスペイン文化研究家の濱田滋郎による
待望の新著。
スペイン文化をもっとも色濃くたたえ、東西の文明の交錯する「秘
法の地」──アンダルシア。
その地誌、歴史、民族、そしてその地に花開いたフラメンコをはじ
めとする芸能・芸術の魅力を、美しい写真とともに、かつてないス
ケールで描いた唯一無二のスペイン文化論。

「愛よりも深いまなざしをスペインに向けておられる濱田先生と、
 紀元前から現代までの流れを、アンダルシアを柱に味わう贅沢!
 後世に残るべき名著が今ここに生まれました!」
 ──村治佳織さん(ギタリスト)

「これだけの情報量と深い洞察を
 一人の信頼のおける著者の視線と価値観にもとづいて得られるの
 は、なんと恵まれていることかと感謝の念を禁じえない」
 ──解説:川瀬佑介(美術史家、国立西洋美術館主任研究員)

※本書は1999年4月から2001年8月まで『パセオフラメンコ』(パセ
 オ)に連載された「約束の地、アンダルシア」を単行本化したも
 のです。

定価:本体2800円[税別]
A5判・並製・256頁(うちカラー112頁)
発売日:2020年4月15日
ISBN978-4-86559-221-4 C0070
ジャンル:歴史/音楽/美術/紀行
ブックデザイン:桂川潤

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【3/30、4/20、5/25開催(残り3回)】スガナミ楽器経堂店で
『音楽で生きていく!』刊行記念セミナー開催

【2/3、3/30、4/20、5/25】スガナミ楽器経堂店で『音楽で生きていく!』刊行記念セミナー開催【3/11追記あり】


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『音楽で生きていく!──10人の音楽家と語るこれからのキャリ
アデザイン』の著者・青柳いづみこさんが、同書に対談相手として
登場する音楽家をゲストに語るサロンセミナー。カウンターテナー
歌手・村松稔之さんを迎えて2月3日に開催された第1回は大好評の
うちに終わり、残り3回となりました。
本の中で語られたことをもっと詳しく、そして語られなかったこと
も──。ぜひお誘い合わせのうえお越しください!

青柳いづみこ先生との散歩
https://www.suganami.com/event/336431

2020年3月2日(月) 青柳いづみこ×本條秀慈郎(三弦)
→5月25日(月)に延期
2020年3月30日(月) 青柳いづみこ×會田瑞樹(打楽器)
2020年4月20日(月) 青柳いづみこ×森円花(作曲家)

時間:10:30~12:30
場所:スガナミ楽器経堂店・グランドピアノサロン
受講料:会員(スガナミSC・PTNA町田支部)2500円(税込)/
 一般3000円(税込)

※各回テーマ書籍・CD・楽譜がテキストになります。書籍・CD・
楽譜はスガナミ楽器で取り扱っております。
※各回終了後13:30より、レッスン受講もできます。ご希望の方
は、直接事務局までお問合せください。

お申し込み・お問い合わせ:スガナミ楽器 経堂店
 〒156-0051 世田谷区宮坂2-19-5松原ビル 3階
 03-3425-9311

ご予約はこちらからどうぞ
https://www.suganami.com/shop/contact?pid=1372

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【4/26開催】アルテス木村が上田知華さんと「音楽と本」について
語ります

【4/26開催】アルテス木村が上田知華さんと「音楽と本」について語ります


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私、木村の初の著書『音楽が本になるとき──聴くこと・読むこと
・語らうこと』が5月末に京都の出版社「木立の文庫」から出版さ
れることになりました!
これまで30年以上におよぶ「音楽書専門の編集者」としてのキャリ
アのなかで、考えつづけてきたことを15のエッセイでつづった本で
す。
刊行にあたっては、敬愛してやまないメゾソプラノ歌手・波多野睦
美さんからあたたかい推薦コメントをいただきました。

「ひとりにしてくれる……
 演奏の場で感じていた「対話」の不思議
 ていねいに読みといてくれる一冊です」

一般発売に先だって、先行販売を兼ねたトークイヴェントを東京と
京都で開催していただけることになりました。

まずは4月26日(日)の午後、下北沢の「本屋B&B」にて、作曲家
・シンガーソングライターの上田知華さんをゲストにお迎えし、ト
ークショーをおこないます。

木村 元×上田知華「音楽は本、本は音楽。これからのコミュニケ
ーションのかたちを考える」
『音楽が本になるとき──聴くこと・読むこと・語らうこと』(木
立の文庫)出版記念

木村 元×上田知華「音楽は本、本は音楽。これからのコミュニケーションのかたちを考える」 『音楽が本になるとき──聴くこと・読むこと・語らうこと』(木立の文庫)出版記念

 これまで30年以上、音楽書の編集を手がけてきた編集者・木村元
 さん(アルテスパブリッシング共同代表)の初の著書『音楽が本
 になるとき──聴くこと・読むこと・語らうこと』が、京都の出
 版社「木立の文庫」から出版されます。

ちょうど4月1日に移転する本屋B&Bさんの新店舗を楽しむついで
に(?)、トークを聴いていっていただけたらうれしいです。

また、5月16日(土)15:00からは、四条烏丸「GROVING BASE」
にて、フリー編集者の櫻井拓さんと語らいます。詳しい情報が公開
されましたら、またご案内します。

なお、版元の木立の文庫さんがつくってくださったCMが公開され
ています(本屋B&Bにて撮影)。よろしければご覧ください。

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【4/4→開催中止】〈インディーズ・パブリッシャーのすすめ vol.2〉

【4/4】〈インディーズ・パブリッシャーのすすめ vol.2〉|赤羽の出版社「ころから」木瀬さんと対談します


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新型コロナ・ウィルス(COVID-19)の感染拡大が続いているため、
このイヴェントは中止することにしました。
事態が落ち着いたら日を改めて開催したいと思います。ご理解くだ
さいますよう、どうぞよろしくお願いします。

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『文化系のためのヒップホップ入門3』電子版の配信スタート!

『文化系のためのヒップホップ入門3』電子版の配信スタート!


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お待たせしました! 『文化系のためのヒップホップ入門3』電子
版の配信を始めました。
Kindle、honto、kinoppy、楽天kobo、AppleBooks、Google Play、
ebookjapan、BOOK☆WALKER、どこでも読書など、国内のおも
な電子書店でお求めいただけます。電子版をご希望のかたはぜひご
利用ください。

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高橋健太郎『ヘッドフォン・ガール』電子版の配信スタート!

高橋健太郎『ヘッドフォン・ガール』電子版の配信スタート!


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音楽評論家/音楽プロデューサー/レコーディング・エンジニアの
高橋健太郎、初めての小説『ヘッドフォン・ガール』も電子版の配
信を始めました。
大森望さん、鏡明さん、白石朗さんといった錚々たる読み手に雑誌
やSNSで賞賛された本書、面白さは折り紙付きです。
この機会にぜひご一読ください!

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松平敬さんが『シュトックハウゼンのすべて』でミュージック・ペ
ンクラブ音楽賞を受賞!

松平敬さんが『シュトックハウゼンのすべて』でミュージック・ペンクラブ音楽賞を受賞!


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松平敬さんが昨年2月に出版した著書『シュトックハウゼンのすべ
て』で、第32回ミュージック・ペンクラブ音楽賞クラシック部門
「研究・評論部門賞」を受賞しました。

第32回ミュージック・ペンクラブ音楽賞(PDF)
http://musicpenclub.com/prize/prize32.pdf

満津岡信育さんによる選評を掲載します:
「未だに多くの音楽愛好家に親しまれているとは言い難いシュトッ
クハウゼンの作品について、詳細に解説した書である。伝記的な内
容や作曲者の周囲を取り巻く状況についての記述もあり、入門書と
してはもちろんのこと、きわめてマニアックな内容も備えている。
声楽家としてシュトックハウゼンのもとで学んだ松平氏は、作曲技
法や思想的背景について客観的に記すのみならず、シュトックハウ
ゼンという独自な世界に魅せられた音楽家としての視点から、その
魅力を見事に解き明かして、読み手に伝達することに成功している。
公式CDの情報に加え、独シュトックハウゼン財団の協力のもと、
各種の譜例や図版がふんだんに収録されている点も貴重である。」

授賞式は4月22日(水)文京シビックセンターにておこなわれます。
松平さん、おめでとうございます!

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3月と4月に4タイトルを増刷します

3〜4月に4タイトルを増刷します


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今年は1月に『ジャズの「ノリ」を科学する』3刷、2月に『楽典』2
刷と『新しい和声』7刷と3点を増刷しました。

このあと3月末から4月上旬にかけて、『音楽用語の基礎知識』2刷、
『新版 学ぼう指揮法』4刷、『《ニーベルングの指環》教養講座』
3刷、『ベートーヴェン ピアノ・ソナタ全作品解説』3刷と、さらに
4タイトルの増刷を予定しています。

出荷開始日は以下のとおりです

『音楽用語の基礎知識』2刷 3/27(金)
『新版 学ぼう指揮法』4刷 4/1(水)
『《ニーベルングの指環》教養講座』3刷 4/7(火)
『ベートーヴェン ピアノ・ソナタ全作品解説』3刷 4/7(火)

現時点で『《ニーベルングの指環》教養講座』のみ品切れ、ほか
3タイトルの在庫はあります。
新学期需要に備えてのご注文をお待ちしています!

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『文化系のためのヒップホップ入門3』イントロダクションを
noteに公開しました
https://note.com/artespublishing/n/nbe557ee0d9c9
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昨年12月23日に発売した『文化系のためのヒップホップ入門3』の
イントロダクション「世界がヒップホップ化した4年間」をnoteに
公開しました。

版元ドットコムのためし読み機能を使って、楽天ブックス、Honya
Club、e-hon、HMV & BOOKS onlineなどでも、このイントロダ
クションと目次をお読みいただけます。ぜひお試しください。

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『マイケル・ジャクソンの思想』まえがきをnoteに公開しました
https://note.com/artespublishing/n/n136581e6184a
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同じくnoteに安冨歩さんの『マイケル・ジャクソンの思想』まえが
きを公開しました。昨年の参議院選挙にれいわ新撰組から立候補し
て以来、読者が増え続けています。本書には安冨さんの思想のエッ
センスが込められていますので、まずはまえがきからぜひ。

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村井康司『JAZZ 100の扉』の良品を発見!

村井康司『JAZZ 100の扉』の良品を発見!


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先日、棚卸し前の準備のため倉庫であれこれチェックしていたとこ
ろ、もうずいぶん前から品切れとなっていた村井康司著『JAZZ
100の扉』の良品が7冊だけ出てきました。
わずかな数ですが、弊社のサイトでお求めいただけるようにしまし
たので、この機会をどうぞお見逃しなく!

JAZZ 100の扉

なおこの本は電子化を進めていて、5月までには販売を始められる
予定です。

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『バッハ・古楽・チェロ』の付録CDが単独のCDとしてリリース
されました

『バッハ・古楽・チェロ』の付録CDが単独のCDとしてリリースされました


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昨年7月に逝去したバロック・チェロの巨匠アンナー・ビルスマの
唯一のライヴ録音となる『アンナー・ビルスマin東京』がコジマ録
音(ALM Records)からリリースされました。この音源はもとも
と、弊社から2016年に出版されたアンナー・ビルスマ+渡邊順生
著/加藤拓未 編・訳『バッハ・古楽・チェロ──アンナー・ビル
スマは語る』の付録CDとして制作されたものです。

バッハ・古楽・チェロ

今回単独のCDとしてリリースされるにあたっては、那須田務さん、
鈴木秀美さん(以上は既出の雑誌原稿に加筆修正)、渡邊順生さん
(書き下ろし)がエッセイを寄せ、曲目解説を矢澤孝樹さんが執筆、
そしてビルスマと縁の深かった故・佐々木節夫さんの文章も収載さ
れています。
このライヴ録音は、1998年12月に逝去された佐々木節夫さんを追
悼するために、ビルスマの発案で1999年10月15日におこなわれた
「佐々木節夫メモリアル・コンサート」での全演奏(フォルテピア
ノは渡邊順生)を収録したもの。何重にも追悼の思いのこもったア
ルバムとなりました。

書籍『バッハ・古楽・チェロ』の新版も、付録CDのない書籍だけの
「普及版」として現在制作進行中です。こちらもお楽しみに。

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『ウルトラセブンが「音楽」を教えてくれた』が新潮文庫になりま
した!

『ウルトラセブンが「音楽」を教えてくれた』が新潮文庫になりました!


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2013年に刊行し、累計3刷を数えるスマッシュヒットとなった青山
通著『ウルトラセブンが「音楽」を教えてくれた』が、な・な・な
んと、このたび新潮文庫に入りました!(3月1日発売)

見本が届き、いそいそと目次を見てみると、文庫版オリジナルの文
章が3本追加されています。
著者・青山通さんによる「文庫版へのあとがき 出版後日談」に続
いて、私(木村)が出版直後に「日経ビジネスオンライン」に寄稿
した「セブンはぼくらの「文化」だ!」、そして「解説」は片山杜
秀さん!

青山さんの「後日談」は、出版の前後にネットの順位や評判を見な
がら一喜一憂していたことや、原宿「ビブリオテック」(その後
「エスパス・ビブリオ」と改称し、御茶ノ水に移転)でおこなった
冬木透さんと青山さんのトークショーの模様など、当時の様子をビ
ビッドに蘇らせてくれます。
片山さんの「解説」は、広告代理店にお勤めだったお父様からもら
った番組宣伝用のシール、『国会便覧』を参考にセブンに出てきそ
うな肩書きを創案して何百枚もつくった名刺といった「特撮世代」
ならではの極私的逸話から始まり、この物語を「20世紀のひとりの
子供がクラシック音楽の名曲とここまで見事に出会い、そのあとの
長い人生にこれまた見事につなげてゆく、貴重なドキュメント」と
位置づけ、圧倒的な共感とともに高く評価する内容となっています。
そんなお二人のあいだに並べていただいて恐縮かつ光栄かつ汗顔の
至りなのですが、私が書いた文章は、この本が出版にいたった経緯
を紹介するとともに、そして出版前後に届いた「自分もセブンで
「音楽」を学びました」という多数の“告白”メールを読んで実感し
た「文化としてのウルトラセブン」という視点に立って綴ったもの
です。

心血を注いでつくった本が、文庫というかたちで、また読み継がれ
ていくのは、ほんとうにうれしいことです。旧版をお持ちの方も、
ぜひとも文庫版をお求めください。
なお、旧版は現在在庫切れですが、電子版は各社ショップでお求め
いただけますので、こちらもぜひご利用ください。

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『みんなの家。建築家一年生の初仕事』がちくま文庫に入りました

光嶋裕介『みんなの家。建築家一年生の初仕事』がちくま文庫に入りました


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2012年7月にアルテスから刊行した光嶋裕介著『みんなの家。建築
家一年生の初仕事』が増補されてちくま文庫に入りました(3月9
日発売)。
http://www.chikumashobo.co.jp/product/9784480436559/

内田樹さんが自邸兼道場の設計を、まだ日本での実績のない若い建
築家に任せることにしたと知って俄然興味を持ち、その建築家を紹
介していただいたのは2010年の8月。目黒の事務所で初めて会った
光嶋さんは、人の目をまっすぐに見て話す気持ちの良い青年でした。
いま思えば、設計だけでなく長い原稿の執筆についても未知数だっ
た彼によくぞ書き下ろしをもちかけたものですが、「ほぼ日」の力
添えを得て二人三脚で進めた編集作業はじつに楽しいものでした。
そうやってゼロから立ち上げた企画がこうして生まれ変わってくれ
て嬉しいかぎりです。

文庫化にあたっては、各章ごとに書き下ろされた26本の「今になっ
て思うこと」、文庫版あとがき、「特別展ガウディ×井上雄彦カタ
ログエッセイ」、そして哲学者鷲田清一さんの解説と、新たに追加
されたテキストがてんこ盛り。もちろん漫画家井上雄彦さんをお迎
えしての内田×井上×光嶋鼎談もそのまま収録されています。鷲田
清一さんの解説にある「原っぱのような建築」という言葉が素敵で
すね。建築家・青木淳さんの言葉だそうです。

単行本の在庫もまだありますし、これを機にぜひご一読下さい。

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ラジオ関西「田辺眞人のまっこと!ラジオ」に『ノート・グルーピ
ング入門』訳者の杉江光平さんが出演しました

ラジオ関西「田辺眞人のまっこと!ラジオ」に『ノート・グルーピング入門』訳者の杉江光平さんが出演しました


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3月22日、ラジオ関西の番組「田辺眞人のまっこと!ラジオ」(毎
週日曜日午前10時ー12時30分放送)に、アルテスから2018年に刊
行しロングセラーとなっている『豊かな音楽表現のためのノート・
グルーピング入門』の翻訳者・杉江光平さんが出演しました。田辺
眞人さんは歴史家で園田学園女子大学名誉教授(関西の方にはおな
じみの方でしょうか?)。こちらで聴くことができますのでぜひ杉
江さんの肉声に触れてみてください。翻訳という仕事を楽しんでら
っしゃる様子が伝わると思います。

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メディア掲載情報
https://artespublishing.com/news/media/
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・『文化系のためのヒップホップ入門3』の書評が『ミュージック
 ・マガジン』誌に掲載!
 https://artespublishing.com/news/bunkakei3_mm/
・『ぴあクラシック』で『シュトックハウゼンのすべて』『音楽で
 生きていく!』紹介
 https://artespublishing.com/news/202003_piaclassic_stockhausen_ikiteiku/
・『新版 魂(ソウル)のゆくえ』の書評が『サウンド&レコーデ
 ィング・マガジン』に掲載!
 https://artespublishing.com/news/newsoul_sr4/
・毎日新聞で『音楽で生きていく!』紹介
 https://artespublishing.com/news/20200225_mainichi_ikiteiku/

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好評発売中の既刊より
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【3月新刊】
筒井はる香[著]
〈Booksウト〉
『フォルテピアノ──19世紀ウィーンの製作家と音楽家たち』

フォルテピアノ

【3月新刊】
久保田慶一[編集代表]/白石美雪+井上郷子+森垣桂一[編著]
『楽譜でわかる20世紀音楽』

楽譜でわかる20世紀音楽

【2月新刊】
大和田俊之[編著]/マスヤマコム+牧村憲一[プロデューサー]
〈music is music〉レクチャー・シリーズ
『ポップ・ミュージックを語る10の視点』

ポップ・ミュージックを語る10の視点

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アルテスの本のお買い求めはこちらのお店でどうぞ

本の購入方法


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アルテスの本は、全国の書店・楽器店・CDショップ・オンラインシ
ョップにてお買い求めいただけます。そのなかでもお求めいただき
やすいお店のリストを公開していますので、ぜひご利用ください
(リストは随時更新しています。各店の在庫はご来店の前にご確認
・お問い合わせください)。

弊社(ウェブサイト・電話・FAX)でもご注文をうけたまわってい
ます(送料無料・郵便振替手数料弊社負担)。

また、最新の全点カタログをウェブサイトにご用意してあります
(PDFとエクセル)。

書店・ショップの皆様へ

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アルテスのおすすめ! 旬の音楽情報
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◎書籍
シーモア・バーンスタイン+アンドリュー・ハーヴェイ著/小野山
弘子訳『人生をより美しく シーモアさんとの対話──音楽、友情、
家族、そして創造』音楽之友社
https://www.ongakunotomo.co.jp/catalog/detail_sp.php?code=148080

アンディ・アーヴァイン著/柴田元幸訳『NEVER TIRE OF THE
ROAD 旅に倦むことなし アンディ・アーヴァインうたの世界』
ヒマール
https://himaar.stores.jp/items/5e508e71cf327f1a02c57c8f

林立夫著『東京バックビート族 林立夫自伝』リットーミュージック
https://www.rittor-music.co.jp/product/detail/3119317109/

平川克美主宰『隣町珈琲の本 mal”』第1号(3/25発売)
http://tonarimachicafe.jp/contents/books.html

三島邦弘著『パルプ・ノンフィクション 出版社つぶれるかもしれ
ない日記』河出書房新社
http://www.kawade.co.jp/np/isbn/9784309028682/

内田樹著『サル化する世界』文藝春秋
https://books.bunshun.jp/ud/book/num/9784163911533

◎CD
川口成彦(フォルテピアノ)『ショパン/夜想曲&小品集』
(ACOUSTIC REVIVE)

Acoustic Revive レーベル

◎コンサート/イヴェント/TV番組
2020/03/29|荘村清志×大友直人(指揮)東京都交響楽団|荘村
清志スペシャル・プロジェクトvol.4|デビュー50周年記念 特別
公演|サントリホール 大ホール
http://www.kajimotomusic.com/jp/concert/k=758/

2020/04/05|川口成彦|フォルテピアノ・レクチャーコンサート
「若きショパンが生まれた時代」|青山音楽記念館 バロックザ
ール
https://barocksaal.com/schedule/1803/

2020/04/18|アントネッロ|El Siglo de Oro スペイン黄金世紀の音
楽|東京・ハクジュホール
https://www.anthonello.com/schedule/detail/?id=47

2020/04/18・04/21|B→C バッハからコンテンポラリーへ 會田瑞
樹|04/18 日立システムズホール仙台 交流ホール/04/21 東京オペ
ラシティ リサイタルホール
https://www.operacity.jp/concert/calendar/detail.php?id=13523

2020/04/22|低音デュオ|第12回演奏会|杉並公会堂小ホール
https://www.facebook.com/events/680762542429320/?ti=icl

2020/05/15|第26回 テッセラ音楽祭「新しい耳」第1夜|梯剛之
ピアノ・ソロ──ゴルトベルク変奏曲|サロン・テッセラ
https://www.atarashii-mimi.com/

2020/05/16|第26回 テッセラ音楽祭「新しい耳」第2夜|工藤あ
かね×廻由美子──月に憑かれたピエロ|サロン・テッセラ
https://www.atarashii-mimi.com/

2020/05/17|第26回 テッセラ音楽祭「新しい耳」第3夜|寺島陸
也の耳vol.6──ピアノ・ソロ|サロン・テッセラ
https://www.atarashii-mimi.com/

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■代沢だより
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・上にもご案内しましたが、本を出すことになりました。これまで
 32年間、音楽の本をつくりつづけてきましたが、自分の書いたも
 のをひとの出版社で本にしてもらうのは、もちろんはじめての経
 験。この話をすると、多くの方から「えっ、アルテスさんで出さ
 れないんですか?」と言われますが、自分の書いたものを自分で
 編集するのって、なんだか自家中毒になりそうで自分にとっては
 健全な感じがしないのです。木立の文庫の津田敏之さんが編集し
 てくださった本は、良い意味で、自分ならぜったいにこうはなら
 ないだろうという仕上がりになりそうで、わくわくしています。
 COVID-19の感染状況しだいですが、4月と5月に東京と京都でト
 ークイヴェントを企画していますので(上記参照)、よろしけれ
 ばぜひお越しください!              [木村]
・新型コロナウィルスに自分や家族など身近な人が感染しないため
 に、そして社会全体での感染拡大を防ぐために、ひとりひとりが
 なにをしたほうがよいのか、なにができるのか、はだいぶはっき
 りしたと思いますが、行政が正確な判断を下して、とるべき策を
 取ってくれているのか、となると甚だ不安で、それが大きなスト
 レスになっています。せめてマスクを確実に供給すること、公演
 やイヴェントなどの自主的な中止によって失われた収入の補償を
 しっかりやってほしいところです。         [鈴木]

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ARTES インフォ*クリップ          配信数:2553通
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発行日:2020年3月23日
発 行:株式会社アルテスパブッシング
〒155-0032 東京都世田谷区代沢5-16-23-303
TEL 03-6805-2886│FAX 03-3411-7927
公式Facebook:http://www.facebook.com/artespublishing
公式Twitter:http://twitter.com/artespublishing
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