『フリースタイル』は同じ下北沢に事務所をもつ同名の出版社が刊行しているポップ・カルチャー誌。その最新号巻頭のミニコラム・コーナー「ONE,TWO,THREE」で、評論家の栗原裕一郎さんと作家・評論家の鏡明さんのおふたりが3点のうちのひとつに『鑑識レコード倶楽部』を選んでくださいました。
栗原さんには「何を寓意しているのか、寓するつもりがあるのかもよくわからない不思議な物語」「珍品」、鏡さんには「読み手の音楽の知識次第で面白さが変わる」とご紹介いただきました。
多彩なレギュラー選者が本・CD・映画・演劇などなどのポップ・カルチャーから毎号3つを選ぶこのコーナーは、いつも楽しみにしています。おふたりのお目に止まったとはうれしいかぎりです。
鏡さんにはそういえば髙橋健太郎さんの小説『ヘッドフォン・ガール』も漫画誌で書評してくださったのでした。
初めてトライした翻訳小説をこうして評価していただけて嬉しいです。栗原さん、鏡さん、ありがとうございました。