『ステレオ』に『軽やかな耳の冒険』『上海ブギウギ1945』の書評掲載

『ステレオ』2023年11月号に藤倉大ほか著『軽やかな耳の冒険──藤倉大とボンクリ・マスターズ』と上田賢一著『上海ブギウギ1945 服部良一の冒険』の書評が掲載されました。評者は真保安一郎さん。

まずは『軽やかな耳の冒険』へは、

知ってるようで知らない「箏」のサウンド、「録音」のプロはどうやって音をつくるのか?等々、さすがに現代の巨匠ばかりで、目から鱗の連続だ。

そして『上海ブギウギ1945』については、

戦中の“魔都”上海を舞台に繰り広げられた波瀾万丈のドラマとともに、その[服部良一の]85年の人生を生き生きと描くノンフィクションの傑作だ。玉音放送を聞いて租界を飛び出した李香蘭の鮮烈なシーン等々、生き生きとした描写に手に汗を握る。

と、いずれも楽しんで読んでくださったことが評文から伝わってきます。