産経新聞に『古楽の終焉』の書評掲載

5月8日(日)付の産経新聞にブルース・ヘインズ著/大竹尚之訳『古楽の終焉──HIP〈歴史的知識にもとづく演奏〉とはなにか』の書評が掲載されました。書いてくださったのは同紙文化部の桑原聡さん。

『古楽の終焉 HIP〈歴史的知識にもとづく演奏〉とはなにか』ブルース・ヘインズ著、大竹尚之訳(アルテスパブリッシング・4180円)クラシック音楽に生命力|産経新聞
https://www.sankei.com/article/20220508-SNKCKSGDGVKE7EJOLMTYR4QU6Y/

半世紀に及ぶ古楽運動の思想と活動を生き生きと解説し、この運動の果実を受け継ぎクラシック音楽に生命力を与えるためには何が必要かを語る提言の書だ。

と位置づけ、副題にもある「HIP(歴史的知識にもとづく演奏)」の意義について、本書の主張にもとづきわかりやすく説明したうえで、

 歴史意識、批判精神、音楽への愛に満ちた快作だ。

とご高評くださいました。ありがとうございます!