【12/25オンライン開催】片山杜秀×山崎浩太郎「昭和音楽史」第6弾は「文化会館」がテーマ!

朝日カルチャーセンター新宿教室の名物オンライン講座「昭和音楽史」第6回の開催が決定しました。日時は2021年12月25日(土)18:30-19:30(ただし延長の可能性も!)。
「音楽の殿堂」としてのホールを語る4回目。今回は「文化会館と冷戦の時代」と題して、東京文化会館や群馬音楽センターなど各地の公共ホールを中心に、1950~60年代のホールとそれを取りまく社会状況を取りあげます。

お申し込みとお問い合わせは下記のページから:

昭和音楽史 文化会館と冷戦の時代|朝日カルチャーセンター新宿教室

講師:片山 杜秀(慶応義塾大学教授)
   山崎 浩太郎(音楽評論家、演奏史譚)

昭和音楽史 「音楽の殿堂」としてのホール
〜文化会館と冷戦の時代〜

 近代日本の「音楽の殿堂、聖地」となってきた各地のコンサートホールの歴史を語ることは、日本のクラシック音楽の普及と同時に、社会の歴史を語ることでもあります。
 今回は「文化会館と冷戦の時代」と題して、東京文化会館や群馬音楽センターなど各地の公共ホールを中心に、1950~60年代のホールとそれを取りまく社会状況を取りあげます。敗戦後の日本では文化国家建設が叫ばれ、地方公共団体が新たな主体となってホールを建設する。並行して、日生劇場や大阪のフェスティバルホールなど民間の劇場、ホールも誕生する。その一方、米ソの二大超大国の冷戦は日本の音楽界にも陰に陽に影響を及ぼす。この状況を日本の近代史と関連させながら語ります。(山崎講師・記)

※これまでに〈「音楽の殿堂」としてのホール〉と題し、①日比谷公会堂からサントリーホールへ②公会堂の時代③光は日比谷より を行ってきましたが、今回初めてご受講いただいてもお楽しみいただける内容です。
 
〈参考書〉
片山杜秀・山崎浩太郎 著、田中美登里 聞き手『平成音楽史』(アルテスパブリッシング)
https://artespublishing.com/shop/books/86559-200-9/