朝日カルチャーセンター新宿教室の名物オンライン講座「昭和音楽史」、第4回の開催が決定しました。日時は2021年6月5日(土)18:30-19:30(ただし大幅延長が予想されるのでご注意を!)。
テーマは前回にひきつづき、「「音楽の殿堂」としてのホール」。その続編として「公会堂の時代」を語ります。
お申し込みとお問い合わせは下記のページから:
昭和音楽史 「音楽の殿堂」としてのホール|朝日カルチャーセンター新宿教室
講師:片山 杜秀(慶応義塾大学教授)
山崎 浩太郎(音楽評論家、演奏史譚)
昭和音楽史 「音楽の殿堂」としてのホール
〜公会堂の時代〜
近代日本において、堂々たる西洋建築のホールが「音楽の殿堂、聖地」として建てられ、そびえ立つことは、聴衆を増やすだけでなく、音楽界全体のイメージを高め、水準を向上させることにつながってきました。
前回は幕末から大正へ、ゲーテ座から奏楽堂、鹿鳴館、帝国劇場をへて日本青年館までの歴史をふり返りました。第2回の今回は「公会堂の時代」と題して、日比谷公会堂を中心に戦前の昭和を取りあげます。「官」と「民」の中間にあるような「公」のホールが建つ時代。その一方、小林一三の東宝は大観衆を集める劇場街を日比谷に生みだしていく。
昭和のクラシック音楽の歴史を、その舞台となったホールを軸として語りあいます。 (山崎講師・記)
〈参考書〉
片山杜秀・山崎浩太郎 著、田中美登里 聞き手『平成音楽史』(アルテスパブリッシング)
https://artespublishing.com/shop/books/86559-200-9/