『モーストリー・クラシック』に『オペラがわかる101の質問』と『クラシック音楽家のためのセルフマネジメント・ハンドブック』の書評掲載

『モーストリー・クラシック』2020年10月号の「book」のコーナーに、『オペラがわかる101の質問』(S.ヘンツェ=デーリング+S.デーリング 著/長木誠司 訳)と『クラシック音楽家のためのセルフマネジメント・ハンドブック』(B.ケレス+B.メーネ 著/後藤菜穂子 訳/石田麻子 日本語版監修)の書評が掲載されました。2冊の枠の両方ともアルテス本ということで、たいへん光栄です!

『オペラがわかる101の質問』のほうは寺田俊也さんの評。

[…]いかにも「初心者向け」の響きがあるが、実は既に[オペラを]見慣れている人たちが読んだ方が楽しめるかもしれない。[…]問の内容がなかなかふるっているのだ。

[…]オペラの歴史や本質はもちろん、その世界の裏表まで知悉していないと、とてもできない質問と回答の集積である。

『クラシック音楽家のためのセルフマネジメント・ハンドブック』のほうは無署名の書評です。

まるで新入社員向けのハウツーが書かれているビジネス書を読んでいるようだった。

日本には現在のところ、存在しないキャリアを持つ2人が、これからキャリアを作っていこうと、手取り足取り丁寧に、しかも実践的に音楽家のハウツーを教えてくれる。彼らの経験が背景にあるだけに説得力は抜群だ。[…]章のタイトルからしてりっぱなビジネス書だ。

いずれも楽しんで読んでいただけて、高く評価してくださいました。ありがとうございます!