本日(8/5)付けの読売新聞夕刊にて近藤譲さんの『線の音楽』が、同名のCD(コジマ録音)とともに紹介されました。
YOMIURI ONLINE|近藤譲「線の音楽」、40年ぶり復刻CD
著作は作曲を通じて実践した思索を後に文章にまとめたもの。「音楽における普遍的な美とは、音を聴くという情動的な体験がコモンセンス(常識)として共有されること」と説く。
作風は近年、変化を見せているが、「聴く」ことを徹底して考え抜く作曲のスタンスは、今も孤高を保っている。
再発なったCDも書籍も、現代音楽の分野としては異例なほど話題になっています。時代がいまふたたび、近藤譲さんの感性を必要としているのかもしれません。
[木村]