山形新聞に『新版クラシックでわかる世界史』の書評掲載!

8月20日(日)の山形新聞朝刊に、旧版同様好調な西原稔著『新版 クラシックでわかる世界史』の書評が掲載されました。評者は山形市のエッセイスト・富塚正輝さん。

歴史的ダイナミズムの中で音楽を捉え直すと、さまざまな音楽家の姿が意外な形で浮かび上がる。従来の音楽史的には埋もれてしまっている人々や作品が、ぽろりと発掘される楽しさが本書にはある。

と評価していただくと同時に、ある歴史的事件が起きたタイミングと、それを題材にした曲が作られた時期がずれているものを、時間の場面で叙述することへの疑問や、人間の感情面が描き切れていないことなどもご指摘いただきました。

新版として出した本をこのようにきちんとレビューしていただける機会はめったにないことで、ありがたいかぎりです。

これまであまり触れられなかったタームを中心にして、その前後関係を叙述してくれたらとも思う

できれば本著をこのような形でシリーズ化してもらえばありがたい。

といったご期待も寄せていただいています。どうもありがとうございました。