8/2(木)川崎弘二×大谷能生×宇川直宏「武満徹の電子音楽5HOURS SPECIAL!!!!!」@DOMMUNE

ウェブ・ストリーミングチャンネルDOMMUNEにて8/2(木)「武満徹の電子音楽5HOURS SPECIAL!!!!!」が開催されます!!!!!
川崎弘二さん、大谷能生さんによる本書をめぐるトーク&貴重な音源を持ち込んで楽曲解説に加え、
宇川直宏さんによる武満徹に捧げる「脱構築ライヴ」も必見です!!!!!
前代未聞の武満徹だけでの5時間番組、是非ご視聴ください!!!!!!

スタジオ観覧ご希望の方は、下記リンク最下部にある予約フォームからどうぞ!!!
http://www.dommune.com/reserve/2018/0802/

2018/08/02 (木)
19:00~23:30 「REPRESENTATIVE COMPOSERS IN JAPAN 8」
アルテスパブリッシング Presents『武満徹の電子音楽』刊行記念番組
「武満徹の電子音楽5HOURS SPECIAL!!!!!」

・19:00-21:00「Talking About The Electronic Music of Toru Takemitsu」
 TALK:川崎弘二(電子音楽研究家)、大谷能生(評論家)
・21:00-23:30「Deconstruction of The Electronic Music of Toru Takemitsu」
 Critically DJ Performance:川崎弘二、大谷能生
 Deconstruction Live of Toru Takemitsu: 宇川直宏(DOMMUNE)

■戦後日本最大の作曲家・武満徹の音楽を語り&聴き尽くす、驚異の5時間!!
今から70年前、ピエール・シェフェールが世界初のミュジック・コンクレート作品を発表した1948年、時を同じくして若き武満徹は地下鉄の車内でミュジック・コンクレートの着想を得ていた──つまり今年=2018年は、日本の電子音楽70周年! その記念すべき年に満を持して刊行する、超弩級の大作『武満徹の電子音楽』!! 早くも話題騒然!!!
1160頁にも及ぶこの大著は、武満徹の想像の軌跡を年代順・作品ごとに克明にたどったもの。膨大な資料に基づき詳細を究める本書の記述は、戦後の電子音楽/現代音楽界はもちろんのこと、ラジオ、テレビなどの放送メディアや映画、前衛芸術、現代詩、ミュージカルといったさまざまな分野の状況や交流、さらには日本に電子音楽が浸透していく過程まで、「武満徹」に仮託しながらそのすべてを明らかにしている。今回、DOMMUNEでは刊行を記念して著者の川崎弘二、そして同著『日本の電子音楽』での共同作業でも知られる音楽評論家の大谷能生が、武満徹と電子音楽の知られざる関係、そして武満徹を通した戦後藝術/メディア史を改めて語り尽くす!トークセッションの後には、川崎弘二と大谷能生による解説を交えながらのラジオプレイ仕様の「武満徹の電子音楽」DJタイムと、宇川直宏による武満徹の電子音楽をユーロラックモジュールで解体再構築するモジュラーライヴを遂行!!!史上最大の武満徹ナイトを見逃すな!!!
川崎弘二(かわさき・こうじ)
1970年大阪生まれ。2006年に『日本の電子音楽』、2009年に同書の増補改訂版(以上 愛育社)、2011年に『黛敏郎の電子音楽』、2012年に『篠原眞の電子音楽』、2013年に『日本の電子音楽 続 インタビュー編』(以上 engine books)を上梓。CD『NHK 現代の音楽 アーカイブシリーズ』(ナクソス・ジャパン)における黛敏郎/湯浅譲二/松平頼暁/林光/石井眞木/一柳慧、実験工房の解説をそれぞれ執筆(2011〜13年)。2011年から雑誌『アルテス』にて「武満徹の電子音楽」を連載(2015年まで)。2014年にNHK Eテレ「スコラ 坂本龍一 音楽の学校 電子音楽編」に小沼純一、三輪眞弘と出演。2013年から2014年にかけて神奈川県立近代美術館/いわき市立美術館/富山県立近代美術館/北九州市立美術館/世田谷美術館にて開催された「実験工房展」の関連イベント「ミュージック・コンクレート 電子音楽 オーディション 再現コンサート」を企画。2015年に開催された「サラマンカホール電子音響音楽祭」にてプログラム・アドバイザーを担当。2017年に芦屋市立美術博物館にて開催された「小杉武久 音楽のピクニック」展に企画協力/図録編集/上映会企画にて参加。
http://kojiks.sakura.ne.jp/
大谷能生(おおたに・よしお)
1972年生まれ。音楽(サックス・エレクトロニクス・作編曲・トラックメイキング)/批評(ジャズ史・20世紀音楽史・音楽理論)。96年?02年まで音楽批評誌「Espresso」を編集・執筆。菊地成孔との共著『憂鬱と官能を教えた学校』や、単著『貧しい音楽』『散文世界の散漫な散策 二〇世紀の批評を読む』『ジャズと自由は手をとって(地獄に)行く』など著作多数。音楽家としてはsim、mas、JazzDommunisters、呑むズ、蓮沼執太フィルなど多くのグループやセッションに参加。ソロ・アルバム『「河岸忘日抄」より』、『舞台のための音楽2』をHEADZから、『Jazz Abstractions』をBlackSmokerからリリース。映画『乱暴と待機』の音楽および「相対性理論と大谷能生」名義で主題歌を担当。チェルフィッチュ、東京デスロック、中野茂樹+フランケンズ、岩渕貞太、鈴木ユキオ、大橋可也&ダンサーズ、室伏鴻、イデビアン・クルーなど、これまで50本以上の舞台作品に参加している。また、吉田アミとの「吉田アミ、か、大谷能生」では、朗読/音楽/文学の越境実験を継続的に展開中。山縣太一作・演出・振付作品『海底で履く靴には紐がない』(2015)、『ドッグマンノーライフ』(2016/第61回岸田戯曲賞最終選考候補)では主演をつとめる。『ホールドミーおよしお』(2017/CoRich舞台芸術まつり!2017春演技賞受賞)。

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