本日発売の『サウンド&レコーディング・マガジン』1月号(リットーミュージック)の「Books」で、横川理彦さんに『チャーリー・パーカー伝』を高く評価していただきました。
本書は世界の評伝・研究書の中で最も理解が深く、パーカーの音楽への愛情も深い。
パーカーだけでなく関係してくるミュージシャンたちの作品もたくさんレビューされていて、これをパーカーと比較しながら聴くのも素晴らしい体験だ。
レスター・ヤング、カウント・ベイシー・・・・・アイリッシュ・アメリカンとブルース音楽、ルイ・アームストロングとジョン・コルトレーンなどへの本質的な言及もあって、これらがさらにパーカーがモダン・ジャズをどのように作ったのかを明確にしてくれる。
ジャズ・ファンだけではなく、すべての音楽ファンに薦めたい一冊だ。
ついたくさん引用してしまいましたが、こんな風にあらゆる面で称賛していただけて嬉しいかぎりです。
大冊ですが頭から通読しなくてもお楽しみいただけますし、みなさん、ぜひトライしてみて下さい。