豊田泰久×林田直樹対談をnoteにて公開しました

みなさま、明けましておめでとうございます。本年も「音楽を愛する人のための出版社」アルテスパブリッシングをよろしくお願いいたします。

さて、2020年は音楽をなりわいとする人々にとって試練の年でした。とくにコンサートホールで大人数が集まって音楽を奏でるオーケストラにとって、ウィズ・コロナの時代にどうやって活動を継続していくかを考え断行していくことは、まさに喫緊の課題と言えるでしょう。

そんななかアルテスでは、昨年10月から12月の3回にわたって会員限定のメルマガ「ARTESフレンズ&サポーター通信」に、音響設計家・豊田泰久さんと音楽ジャーナリスト・林田直樹さんによる対談を掲載しました。

サントリーホール(東京)、ウォルト・ディズニー・コンサートホール(ロサンゼルス)、ピエール・ブーレーズ・ザール(ベルリン)など世界中の演奏会場の音響設計を手がけてきたトップランナーである豊田泰久さんが、クラシック音楽を中心に文化・芸術について幅広い視野から発言を続けている林田直樹さんとともに、音響という見地から、ポスト・コロナ時代のオーケストラのあるべき姿について語り合うという刺激的な対談。現在の音楽業界に向けた強力なメッセージとなっています。

全3回のテーマは、以下のとおりです:

ポスト・コロナ時代のオーケストラと音響を考える
1.オーケストラにとって〈密〉とは?
2.シカゴ交響楽団とクリーヴランド管弦楽団の音響に学ぶ
3.〈密〉を取り戻すのが難しいなら、いまやるべきことは?

ポスト・コロナ時代に向けて、オーケストラは、わたしたちは、いまどんなことを考え、いかに準備すればよいのか、ぜひご一緒に考えていただけたらと思います。