光嶋裕介さんの『みんなの家。』が文庫になります

みんなの家。建築家一年生の初仕事

アルテスから2012年7月に刊行した建築家・光嶋裕介さんの『みんなの家。建築家一年生の初仕事』が、3月にちくま文庫から発売されます。

東京で事務所を開いたばかり、まだ1軒も建てたことのない若き建築家が、武道家/思想家の内田樹さんが自邸兼道場を建てるにあたって設計を依頼されます。この大仕事にどう取り組んだのか──今や八面六臂の活躍を見せる光嶋さんの原点と言える作品です。

文庫化にあたっては、8年後の今になって思うことを描きおろした新原稿が各章ごとに追加され、哲学者・鷲田清一さんの解説が付くという贅沢な作りになっています。もちろん漫画家・井上雄彦さんと施主との対談や口絵写真もそのままお楽しみいただけます。

増補 みんなの家。 建築家一年生の初仕事と今になって思うこと』、単行本をお持ちの方もそうでない方も、ぜひお買い求めください。