図書新聞に『鑑識レコード倶楽部』の書評掲載!

週刊の書評紙「図書新聞」の最新3548号にマグナス・ミルズ/柴田元幸訳『鑑識レコード倶楽部』の書評が掲載されました。
まずば紙面の4分の1を費やして、ストーリー(らしきもの)が紹介されたのち、

とにかく、読んでいて「だからなんなのだ」と疑問がわいてくる。かといって、呆れることも、本を閉じたくなることも、眠くなることもなく一気読みしてしまった。それに何より、彼らの様子に可笑しさがこみあげてくるのだ。

と、この作家独特の徹底した「ないないずくし」の世界に不思議な吸引力があることが記されています。「読後にはちょっとした爽快感もある」という嬉しい感想もいただきました。評者は翻訳者/ライターの遠藤康子さん。どうもありがとうございました。