『サウンド&レコーディング・マガジン』に『現代ジャズのレッスン』評掲載!

村井康司著『現代ジャズのレッスン 1959年から考える』の書評が『サウンド&レコーディング・マガジン』7月号に掲載されました。評者はおなじみ横川理彦さん。

2000年以降、ジャズが多様化し〈大きな物語が崩壊〉したときに、ジャズの出発点となる1959年からどのように音楽的な変化があったかを時代順にたどっている。

いずれの章もその音楽の生まれた現場感を押し出していて、何が表現の核心だったのかを明快に書いているので、理解しやすい内容になっている。

〈21世紀ジャズの10枚〉として選ばれたアルバムは、今後ジャズを基盤とした音楽がさらに発展していく可能性を示している。

などと評していただきました。お隣に掲載されている原雅明さんの新著『Jazz Thing ジャズという何か』(DU BOOKS)とともに、現在のジャズに関心のある向きはぜひご一読を。