『MOSTLY CLASSIC』に『ウィーン・フィル コンサートマスターの楽屋から』と『歌の心を究むべし』の書評掲載!

MOSTLY CLASSIC』2018年3月号で、『ウィーン・フィル コンサートマスターの楽屋から』(ウェルナー・ヒンク 語り/小宮正安 構成・訳)と、『歌の心を究むべし』(濱田芳通 著)の書評が掲載されました!

『ウィーン・フィル コンサートマスターの楽屋から』は、ドイツ文学者の許光俊さんが「率直な物言いをしているのがおもしろい」と評してくださいました。

ヒンクが在団していたのは、カラヤン、バーンスタイン、ベームなどの時代でもあった。ショルティはスタジオ録音の際に抜群の能力を発揮する一方でナマはそれほどでもなかった、と率直な物言いをしているのがおもしろい。(…)音楽ファンが聞きたいであろう内情も記されている。(…)なるほど、そうした土壌で咲いた花がウィーン・フィルなのかと合点がいく。

『歌の心を究むべし』は、音楽ジャーナリストの寺西肇さんが「“濱田ワールド”が全開」と評してくださいました。

とっつきにくいテーマでも、日常にぐっと引き寄せて説明。(…)パリで犬のウンコを踏んだ話から、オフビートの重要性へ。八代亜紀の『舟歌』から母音と子音のバランス、呼吸法の話題へ。(…)濱田は、読者を日常からいつの間にか連れ出して、軽々と時空を超えてしまう。

2冊ともに、とても親しみやすく読みやすい内容ですので、この機会にぜひお手に取ってみてください!