本日(2018年3月12日)付けの読売新聞夕刊「本よみうり堂」にて、アルテスパブリッシングが紹介されました。取材を受けたのは先週で、旧知の記者さんを相手に楽しくお話しした内容が、こんなに大きな記事になるとは!(事務所もっと片付けておけばよかった!!)
「音楽通し社会を見る」と題し、創業の経緯から経営戦略(というにはお恥ずかしいシンプルなものですが)、企画立案のうえで気をつけていることなど、等身大のアルテスをいろいろな角度からうまくまとめてくださいました。
小規模・多品種生産の見本のような展開を続ける中で、2人がとりわけ気を配っているのは、熱心な音楽ファンやマニアだけを相手にしないことだという。
ここは、今回の取材時にふと思いついてお話ししたフレーズですが、アルテスの立ち位置をうまくあらわしているかもしれません。
取材の最後に、「読書を通して教養を身につけることは、演奏を深める上で欠かせない。ぜひ音楽家や音楽家をめざす若い人に読んでもらいたい」と答えたのですが、その発言と音楽家の実像を描いた近刊2冊(『通奏低音弾きの言葉では、』『ソング・オブ・サマー 真実のディーリアス』)とを関連させて紹介してくださったのも、我が意を得たりの思い。10周年の最後にまたとないプレゼントをいただいた気分です。
【3月26日追記】読売新聞のウェブサイトにも全文がアップされていました。