『サウンド&レコーディング・マガジン』に『センチメンタル・テールズ』の書評掲載

『サウンド&レコーディング・マガジン』7月号にて、『リュック・フェラーリ センチメンタル・テールズ』の書評が掲載されました。評者はもちろん橫川理彦さん。

[『自伝』は]フェラーリの人となりをほうふつさせる新鮮さがあふれ出た文学作品になっている。フェラーリの作品を聴くときに常に感じられる音や自然、人といった録音対象との感応性が、文章にもにじみ出ているのだ。[略]『センチメンタル・テールズ』と題された11のヘールシュピール作品の台本は……まるで中編のドキュメンタリー映画を見ているようだ。題材はさまざまだが、いずれも彼の自由で世界に開かれた感覚がひしひしと伝わってくる。
 フェラーリの小伝とヘールシュピールの解説もコンパクトにまとまっていて、理解の助けになっている。本書を読みながら、彼の作品を聴いてほしい。

と高く評していただきました。ありがとうございます。

[木村]