4月14日(木)付けの神戸新聞夕刊にて、菅野恵理子著『ハーバード大学は「音楽」で人を育てる』が紹介されました。リレー・インタビュー・コーナー「次の本へ」で、神戸・御影のイハラ楽器社長・庵原豊治さんが読んだ本として、藤吉雅春著『福井モデル』(文藝春秋)とともに取り上げられています。毎夏、ヨーロッパからピアニストを招いて若者向けにレッスンを開き、「寺子屋」づくりも構想しているという庵原さんが、共感し参考にしてくださったようです。なお、この「次の本へ」というコーナーは、神戸を拠点に出版界に新風を吹き込んでいる出版社「苦楽堂」から刊行された読書エッセー集『次の本へ!』との連動企画とのこと。地域に根ざした活動が、しぜんグローバルな考え方と共鳴していく様子を映しているようで、心強く感じました。
[木村]