『レコード芸術』に『箏を友として』の書評掲載

『レコード芸術』4月号に千葉優子著『箏を友として──評伝 宮城道雄〈人・音楽・時代〉』の書評が掲載されました。評者は音楽史譚家の山崎浩太郎さん。

[…]この評伝の面白さは、邦楽というジャンルの狭い世界の中で狭い世界のなかで宮城をとらえるのではなく宮城をとらえるのではなく、明治維新からいくつかの段階をへて明治維新からいくつかの段階をへて西洋化の度合いを強めていく西洋化の度合いを強めていく近代日本に生きた、近代日本に生きた、ひとりの「音楽家」として描いているひとりの「音楽家」として描いていることにある。

これは、『レコード芸術』というクラシック音楽専門誌に、なぜこの本の書評が載るのかということへの答えでもありますね。ぜひともクラシック・ファンのみなさんに読んでいただきたいと思っていた本書への、心強いエール。山崎さん、ありがとうございました!

[木村]