日経新聞で藝大の和声教育改革と『新しい和声』が記事に!

今朝(5/9)付けの日本経済新聞朝刊文化面の「文化往来」コラムは、「東京芸大、和声教本を半世紀ぶり刷新」と題し、この4月から同大学および同大附属音楽高校で教科書に採用された林達也著『新しい和声』を紹介しました。従来教科書として使用されていた島岡譲著の和声教本と『新しい和声』の違いを説明、新教本を「和声を機能でなく、響きの現象と捉える西洋の伝統に立ち返った」ものと位置づける藝大作曲科教授の小鍛冶邦隆さんの談話を掲載したうえで、「概念的でない「数字付き低音」標記で、弾いて初めて分かる響きを体で学び、自発性と創意のある演奏や作曲の力を養えると期待される」と結んでいます。

[木村]