昨年の1月26日、86歳で世を去った名匠ミシェル・ルグラン。彼がヌーヴェルヴァーグの監督たちとタッグを組んだ作品7本がデジタル・リマスター版で、2月21日から恵比寿ガーデンシネマを皮切りに全国で特集上映されます。
「ミシェル・ルグランとヌーヴェルヴァーグの監督たち」
2020年2月21日(金)~ YEBISU GARDEN CINEMA ほか
上映される作品はどれも、監督との関係や作曲時の苦労などを『ミシェル・ルグラン自伝』(2015、アルテス刊)で自ら語っているものばかり。
無茶なスケジュールで作曲する羽目になったジャック・ドゥミ初の長編映画『ローラ』(1961年)に始まって、『シェルブールの雨傘』『ロシュフォールの恋人たち』については第13章で、『ロバと王女』からドゥミとの別れまでは第14章で、アグネス・ヴァルダ『5時から7時までのクレオ』と、『女は女である』『女と男のいる舗道』でのゴダールとの仕事は第12章で、それぞれ臨場感たっぷりに描かれています。
まだお読みでない方は、この機会にぜひご一読ください。