『楽典──音楽の基礎から和声へ』初版第1刷に誤りがありました。
読者および関係者の皆さまにお詫びするとともに、以下のとおり訂正させていただきます。
p.018|譜例下の独語
左から9番めのハ音:1c
→ c1
左から10番めのロ音:h1
→ h1
p.056|注[4]|譜例2段目のいちばん右の譜例
長2度
→ 短2度
p.058|上から3行目
嬰記号(あるいは変記号)
→ 嬰記号(あるいは本位記号)
p.062|長音階の譜例
ファ−ソ間に「短2度」と記されていますが、正しくはミ−ファ間が「短2度」となる
p.065|譜例の1段目
左から7番めのロ音の下に「導音」と記入
p.066|譜例の1段目
左から7番めのト音の下の「導音」を削除
p.067|本文下から2行目
五度圏の対角線上の各(長・短)調は、
→ 円環の中心を通る直線で結んだ反対側の各(長・短)調は、
p.071 |下から2つめの譜例の上の文
バリトン記号(ホ長調)。実音は1オクターヴ下げる
→ バリトン記号(ホ長調)
同|いちばん下の譜例の上の文
ト音記号(変イ長調)。実音は1オクターヴ下げる
→ ト音記号(変イ長調)。実音は2オクターヴ下げる
p.087 |本文上から2行目
増7和音
→ 増5長7和音
p.089|いちばん下の譜例の上の見出し
「第1転回形」という見出しに続く( )内の数字の「6」に斜線が引かれているが、正しくは「6」には斜線を引かず、「5」に斜線を引く
p.091|1行目
サブドミナント(II度の7の和音)
→ サブドミナント(短調のII度の7の和音)
同|2行目
最初の太字の数字「7」の下の「5」に斜線が引かれているが、正しくは斜線なし
p.092|いちばん下の譜例の上の見出し
「第1転回形」という見出しに続く( )内の数字の「6」に斜線が引かれているが、正しくは「6」には斜線を引かず、「5」に斜線を引く
p.098|譜例|5小節目1拍目の下の数字
5 → 6
p.100|譜例e|4小節目の下の数字
「5」の下に「6」ではなく、正しくは「5」の下に「♭」(フラット)
p.108|最初の譜例の下の数字
3小節め1拍め:「+4」ではなく、正しくは上から「6」「5」「2」
3小節め2拍め:「+4」を記入
5小節め1拍め:「♯2」の下に「5」を記入
p.112|2つめの譜例|3小節めの下の文字
ト長調の欄:「5」の下に「I」ではなく、正しくは「II」
p.114|上の譜例の低音部譜表の下
ハ短調
→ ハ長調
p.124|上から5行め
《シンフォニア・アレグラ(Symponia Allegra)》
→ 《シンフォニア・アレグラ(Symfonia Allegra)》
p.161|いちばん下の譜例
上の曲名:〈おお、血と涙にまみれた御頭よ〉
→ 〈血潮したたる主の御頭〉
3小節め4拍めの歌詞:vil-ler
→ vol-ler
p.162|ヴァイオリン属
1項目め:tiré, tirer, tirez[仏]
→ tiré, tirer, tirez[仏]、down[英]
2項目め:poussé[仏]
→ poussé[仏]、up[英]
p.165|管楽器
1項目め「語句」2行目:bouché[仏]
→ bouché, cuivré[仏]
1項目め「奏法」:ホルンにおけるストップ(朝顔の中に手を差し込む)奏法(弱奏)
→ ホルンの朝顔に右手を深く差し込み、音色やピッチなどを変える奏法(ストップ奏法)
同:上に+の付いた音符の下に「ストップ奏法」と記入
同:上に+の付いた音符のあとに上に「○の付いた音符」を記入し、その下に「通常の奏法に戻る」と記入
2項目め「schmetternd[独]:項目ごと削除
p.173|注[19]の譜例
いちばん左の「記譜」:3つめの4分音符(ハ音)とその前の小音符(二音)をスラーでつなぐ
「奏法(例)」の最初の譜例:最後の4分音符(ハ音)とその前の16分音符をスラーでつなぐ
p.195
「o」の3行目:oregeux
→ orageux
「p」の下から5行め:pedaliter(=man.)[羅]
→ pedaliter(=ped.)[羅]
p.197
下から6行目:「rinfz」の「rin」をイタリックに
p.207|右段
増5長7和音:094
→ 087, 094
増7和音:項目ごと削除
p.210|右段
バッハ:《マタイ受難曲》BWV244より〈おお、血と涙にまみれた御頭よ〉
→ 《マタイ受難曲》BWV244より〈血潮したたる主の御頭〉
バルトーク・ベーラ
→ バルトーク・ベーラ|Bartók Béla
p.218|右段
risoluto:049
→ 149
p.219|左段
tacet:タセット
→ タチェット
【2020/06/30追記】以下は第1刷および第2刷(2020年1月15日発行)に含まれる誤植・誤記です。
p.001|執筆者名の上の肩書き
p.002|下から3行目
p.222|小鍛冶邦隆氏のプロフィール1行目
同|平川加恵氏のプロフィール1行目
東京藝術大学音楽楽部
→ 東京藝術大学音楽学部
【2022/07/19追記】以下は第1刷から第3刷(2021年6月25日発行)に含まれる誤植・誤記です。
p.206|左段
強起|じゃっき|042
→ 弱起|じゃっき|042
【2024/02/13追記】以下は第1刷から第4刷(2024年2月29日発行)に含まれる誤植・誤記です。
p.163|1行目(sautilléの説明内)
弓の上で弦を軽く跳ねさせる弓づかい
→ 弦の上で弓を軽く跳ねさせる弓づかい