坂本龍一さんに「坂本図書」で『作曲家の告白』を取りあげていただきました!

ハースト婦人画報社発行の雑誌『婦人画報』で続いている
坂本龍一さんの連載「坂本図書」の最新回で、
大西穣訳『ジョン・ケージ 作曲家の告白』をご紹介いただきました。

本書のなかでケージが語っている発言のなかからも、
とくに音楽や社会をめぐる言説を鋭く指摘してくださっています。

結びでは、

僕は長くジョン・ケージの音楽を、知的な興味でしか聴いてこなかったのではないか。
今はものの音に聴き入り、時間について考えるようになり、より一層身近な存在になった。

と、ご自身の経験に寄せて語ってもいただきました。
ジョン・ケージという存在が現代においてもアクチュアルであることが
じつはテーマのひとつとなっている本書に、
このようなコメントをいただけてたいへん嬉しいです。

坂本さん、ありがとうございました!!