5月8日付けとちょっと前になりますが、山形新聞の朝刊読書面に『高鳴る心の歌』の書評が掲載されました。評者はライターの小西慶太さん。
音楽出版という言葉から連想されがちな「音楽業界の裏方の地味な仕事」というイメージは、本書によって一新される。
次から次へと業界人と意気投合し、ビジネスを広げていく朝妻青年の行動力が痛快だ。
加藤和彦や大瀧詠一との逸話は、とりわけ印象的で読み応えがある。
ストリーミング時代やその先まで見据えた音楽出版ビジネスの価値、音楽愛とビジネスの面白さが、構成の妙によってバランスよく伝わってくる。
などなど、たいへん高く評価していただきました。編集者としては「音楽出版ビジネスの幅広さを印象付けている」と巻末の索引に触れていただいたのもうれしいことでした。小西さん、ありがとうございました。