9/3〜建築家・光嶋裕介さんの新作展「幻想都市風景」

みんなの家。建築家一年生の初仕事

一昨年アルテスから『みんなの家。建築家一年生の初仕事』を発表した建築家の光嶋裕介さん。その後、本業の建築設計はもちろんのこと、『芸術新潮』や『日本経済新聞』に連載したり、書き下ろしの著書『死ぬまでに見たい世界の名建築なんでもベスト10』(エクスナレッジ)を刊行するなど、いまや文字通り飛ぶ鳥を落とす勢いの大活躍ですが、銅版画やシルクスクリーンなどの制作にも意欲的です(『みんなの家。』のカヴァーを飾ったのも自身の作品)。
その光嶋さんが、2年前の銅版画展に続いて、9月3日(水・明日です!)から再び東京・外苑前のギャラリー「ときの忘れもの」で新作展「幻想都市風景」を開催します。今回はドローイングやシルクスクリーンの新作に加えて、福井県の和紙を用いた新しい試みも。重力から自由になった独特の造形と色彩の世界をどうぞお楽しみください。会期は9月20日(土)までですのでお見逃しなく。僕も貯金箱を握りしめて(笑)駆けつけるつもりです。[鈴木]