5/22吉原真里さんを講師に「音楽を語る会」開催

木村が理事をつとめるNPO法人「音楽キャリア・サポート・ネット」が主催する「音楽を語る会」。2010年度の第1回は吉原真里さんを講師に迎えます。
ハワイ大学教授で、『ドットコム・ラヴァーズ』『アメリカの大学院で成功する方法』(いずれも中公新書)などの著書があり、クラシック音楽とアジア人とのかかわりについての研究でも知られる吉原さん、今年6月にはアルテスから『ヴァン・クライバーン国際ピアノ・コンクール』(仮)という本を出版予定です。
辻井伸行さんの金メダルでワイドショーなどでもとりあげられた昨年のクライバーン・コンクールを、研究のために予選から決勝まですべての取材し、結果的に辻井さんが優勝にいたる一部始終を間近で目撃することになった吉原さんが、そのドキュメントと、コンクールの歴史や運営の実態、ヴァン・クライバーンという人物などについて、書きおろしたものです。「音楽を語る会」では、コンクールの裏話などもたっぷり聴けると思います。
以下、NPOのウェブサイトから転載します。
NPO 法人 音楽キャリア・サポート・ネット
Presents
音楽を語る会 2010
2010年のテーマは「音楽に生きる」。
各界で活躍する音楽人が「人生と音楽」「私の転機」について語ります!
http://npo-mcsn.org/cn27/pg166.html
ゲスト 吉原真里さん
(ハワイ大学教授、アメリカ=アジア文化交渉史)
プロフィール
2010年度最初の「音楽を語る会」は、吉原真里さんが登場します。ピアニストをめざして本格的な修行をしていたという吉原さん、現在はハワイ大学教授として、アメリカにおけるアジア人、アジア文化のあり方を歴史的・文化人類学的に研究しています。
昨今、クラシック音楽の世界を席捲するアジア人の活動に注目し 『Musicians from a Different Shore』(Temple University Press, 2007)という著書を発表するだけでなく、アメリカにおけるオンライン・デーティングの現状を、自らの体験をとおしてレポートした 『ドットコム・ラヴァーズ』(中公新書, 2008)が話題に。今年6月には、辻井伸行さんが金メダルを受賞しお茶の間の話題にもなったヴァン・クライバーン・コンクールについての著書を出版予定。
さまざまな話題のなかから、音楽との創造的な付き合い方を学べる貴重なチャンスです。
◎日時:2010年5月22日(土)14:00-16:00 
 ※懇親会 16:30-18:30(希望者のみ/参加費別途)
◎場所:(財)東方学会2F会議室(東京・神保町)
 〒101-0065 東京都千代田区西神田2-4-1 (財)東方学会
◎会費:3,000円 (学生2,500円)
 ※当日、受付にてお支払いください。
◎お申し込み:
 申込みフォームから=参加申込みフォーム←こちらをクリックしてください。
 Mailから=info@npo-mcsn.org
 ※申し込み期限:5月15日(定員に達し次第、申し込みを終了いたします)
◎お問い合わせ:NPO法人 音楽キャリア・サポート・ネット(担当:滝口)
 E-mail: info@npo-mcsn.org
以上です。今年8月にはハワイに戻られる吉原さんのお話を聴ける貴重なチャンスをお見逃しなく。

[木村]