【リンク追加】東京新聞に下山静香さんインタビュー掲載。『まるごと1冊 スペイン音楽の本』を語る!

本日(2023年10月28日)付の東京新聞朝刊読書面(29日付中日新聞にも掲載)にピアニスト下山静香さんのインタビューが掲載されました。「著者は語る」コーナーで9月に刊行した『まるごと1冊 スペイン音楽の本』について語っています(取材と執筆は清水祐樹記者)。

<著者は語る>独特の魅力を多角的に 『まるごと1冊 スペイン音楽の本』 ピアニスト、執筆家・下山静香さん|東京新聞
https://www.tokyo-np.co.jp/article/286501

664ページというヴォリュームのこの本について、

「なにごとも全体を俯瞰して見る癖があるので、網羅的な本を出したかった」

 演奏家としても「裸足(はだし)のピアニスト」の異名を持つスペイン音楽のスペシャリスト。知識の蓄積に加え、最新の論文を調べるなど情報の更新に努め、約5年をかけてまとめた。

 各地の民謡や民族楽器にも触れた。「クラシックと大衆音楽の結び付きが他国よりも強い。地方ごとに特色があり、面白い」。全体的に冷静な筆致だが、自身もフラメンコに取り組むなど大好きな「踊りと歌」の章は、「私的な見方も交えた」といい、思いがにじむ。楽譜の引用も効果的だ。

お薦め音源のプレイリストもあり、楽曲を聴きながら読み進めるのも楽しい。

と、さまざまな角度から紹介してくれています。