『ウェブ電通報』にて『親愛なるレニー』が紹介されました

電通が発信するビジネス情報サイト『ウェブ電通報』にて、同社の山田壮夫さんが吉原真里著『親愛なるレニー──レナード・バーンスタインと戦後日本の物語』を紹介してくださいました。

先端技術に「意味」はない|ウェブ電通報
https://dentsu-ho.com/articles/8617

心の底から感心しましたし、楽しく読み進めたのですが、本当に本当のところを申しますと、その感想は一言、「わからない」。

「他人様の愛情表現を直視できないタイプ」と自称される山田さんは、「モヤモヤした読書経験」と正直に吐露してくださっていますが、同じ本でも読書体験は十人十色。そんなふうに感じながらも読んでくださったこと、こうして紹介してくださったことを心からうれしく思います。

じつは本の紹介は前振りで、「先端技術に意味はない(ヒトが解釈し、判断して初めて「意味」を持つ)」という部分がキモでしょう。

山田さんがいつの日か、この本を「わかる」日がくるのか? それが楽しみでなりません。