【6/17開催】フェリス女学院大学で吉原真里さんと井上登喜子さんがジェンダーとクラシック音楽の関係を語る

6月17日(土)の午後、フェリス女学院大学にて、『親愛なるレニー──レナード・バーンスタインと戦後日本の物語』『「アジア人」はいかにしてクラシック音楽家になったのか?──人種・ジェンダー・文化資本』の著者でハワイ大学教授の吉原真里さんが、M.E.ボンズ著『「聴くこと」の革命──ベートーヴェン時代の耳は「交響曲」をどう聴いたか』の共訳者でお茶の水女子大学准教授の井上登喜子さんと、ジェンダーとクラシック音楽の関係について語ります。司会進行はフェリス女学院大学文学部英語英米文学科助教で『「イクメン」を疑え』(集英社新書)の著者・関口洋平さん。

フェリス女学院大学 ジェンダースタディーズセンター開設記念
ジェンダーでクラシック音楽を考える
https://www.ferris.ac.jp/news/2023/05/1441.html

日時:2023年6月17日(土)12:30-13:00
開場:フェリスホール(フェリス女学院大学山手キャンパス)

第1部 対談(13:00-14:20)
吉原真里×井上登喜子|音楽家にとってのジェンダー、音楽教育のジェンダー化とは?

クラシック音楽は、ジェンダーの枠組みを超えた普遍的な力を持っています。一方で、女性にとって必要不可欠な「教養」としても位置づけられてきました。アマチュアやプロの音楽家にとってのジェンダー規範、音楽教育のジェンダー化について対話形式で議論を深めます。

第2部(14:30-15:00)
ジェンダーとセクシュアリティからクラシック音楽を聴きなおす

音楽学部 土屋広次郎教授を中心に、男性作曲家の影となった女性作曲家、アメリカ近代作曲家たちとセクシュアリティをテーマとした作品で構成した演奏会です。第1部の対談の後には、ジェンダーとセクシュアリティの観点から、より立体的となる舞台をお楽しみください。

男性作曲家の影となった女性作曲家

バダジェフスカ:乙女の祈り
 峯梨良(ピアノ)
クララ・シューマン:3つの詩より〈風雨の中を彼はやって来た〉
 西由起子(ソプラノ)、峯梨良(ピアノ)

アメリカ近代作曲家たちとセクシュアリティ

コープランド:アメリカの古い歌より〈Simple Gifts(ささやかな贈物)〉
 土屋広次郎(バリトン)、峯梨良(ピアノ)
コープランド:アパラチアの春
 志摩李々子(ダンサー/振付:乃羽ひとみ)、峯梨良(ピアノ)
バーバー:弦楽のためのアダージョ
 髙野梨花、佐藤暖乃春、増田雪乃、鈴木希実(フルートカルテット)
バーンスタイン:《ミサ曲》より〈A Simple Song〉〈I Go On〉
 土屋広次郎(バリトン)、峯梨良(ピアノ)、高野梨花(フルート)
バーンスタイン:ウェスト・サイド物語より〈トゥナイト〉
 西由起子(ソプラノ)、土屋広次郎(バリトン)、峯梨良(ピアノ)

※事情により内容が変更になる場合がございますので、ご了承ください。

お問い合せ:フェリス女学院大学 ジェンダースタディーズセンター
 gender●ferris.ac.jp ●=アットマーク

主催:ジェンダースタディーズセンター 協力:センター学生スタッフ

参加費無料(要事前予約):専用ページ(Googleform)よりお申し込みください

「ジェンダーとクラシック音楽」というテーマについて、講演と演奏とで立体的に理解を深めるまたとない機会です。

参加費無料ですが、要事前予約となっていますので、ぜひお早めにお申し込みください。