読売新聞に吉原真里さんのインタビュー掲載

本日(3月29日)付の読売新聞朝刊文化面に『親愛なるレニー──レナード・バーンスタインと戦後日本の物語』の著者、吉原真里さんのインタビューが掲載されました。

日米戦後文化交流の軌跡…吉原真里・ハワイ大学教授「親愛なるレニー」|読売新聞オンライン
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取材は同紙文化部の松本良一記者。「日米戦後文化交流の軌跡──バーンスタインと日本人の文通から」と題し、『親愛なるレニー』を特別な作品にしている吉原さんの研究手法や、今後の研究テーマまで取り上げてくださっています。

 英語で流麗な手紙を書けるのに専業主婦として長年過ごした女性や、バーンスタインと相思相愛の関係になった同性愛の男性を取り巻く環境など、戦後から今日に至る日本社会の個人史が扱われる。その筆致には、吉原教授の専門であるジェンダー・マイノリティー研究の視点が生かされている。

 米国在住が長く、常に日米のはざまで物事を考えてきた。次の研究テーマは「米で活躍するアジア系アメリカ人クラシック音楽家の姿を通して、多様な音楽文化のあり方を探ること」と話す。

90分におよぶていねいな取材がギュッと凝縮された紙面でした。松本さん、ありがとうございました!