この日が遠からず来ることは覚悟していましたが、悲しくてたまりません。長らく病気療養中だったピアニストのラドゥ・ルプーが4月17日、スイス、ローザンヌの自宅で息を引き取りました。
多くのファン、そして名だたる音楽家たちがSNSで弔意を表しています。以下はスティーヴン・イッサーリスのツイート。
@StevenIsserlis
https://twitter.com/StevenIsserlis/status/1516135112949252098
Devastated to hear that Radu Lupu has left us. Not only one of the greatest, warmest, most profound musicians I’ve ever heard, but also a deeply kind, compassionate, modest and humorous man – and a wonderful friend. He was ready to go, true; but he’ll still be desperately missed.
4:22am · 19 Apr 2022
(ラドゥ・ルプーが世を去ったと聞いて、とても残念です。私がこれまで聴いたなかでもっとも偉大で、あたたかく、深遠な音楽家であるだけでなく、深く親切で、思いやりがあり、控えめでユーモアのある人物であり、そして素晴らしい友人でした。もう行く準備ができていたのでしょう。でも、やっぱりさびしくてたまりません)
ルプーが公認した唯一の書籍『ラドゥ・ルプーは語らない。──沈黙のピアニストをたどる20の素描(デッサン)』の編者である板垣千佳子さんが、ルプー夫人のデリアさんから受けた知らせによれば、亡くなったのは日曜日のお昼ごろで、安らかな最期だったとのこと。
長い療養生活を終えて、真に自由な世界に旅立ったルプーさんを、板垣さんが同書のBGMとして選曲したオリジナル・プレイリストを聴きながら、静かに見送りたいと思います。
Spotify
https://open.spotify.com/playlist/7jeC93zM9AmQdtrYzrL8Zq?si=21124c26664b47a0