MCS Young Artistsの山根悟郎さんがブログで、濱田滋郎著『南の音詩人たち──アルベニス、セヴラック、モンポウの音楽』と板垣千佳子編『ラドゥ・ルプーは語らない。──沈黙のピアニストをたどる20の素描』を紹介してくださいました。
濱田滋郎『南の音詩人たち アルベニス、セヴラック、モンポウの音楽』|山根君雑談|MCS Young Artists
無性にその音楽が聴きたくなる、不思議なテンションで、淡々と流れているようで心に長くとどまる文章。こんな文章を書ける方はほかにおられますまい。
20年くらい前からずっとお年をお取りにならない、全くお変わりにならないように感じていましたが、やはり人間であることが証明されてしまった。
(ここでちょっと吹き出してしまいました。滋郎先生も草葉の陰で含み笑いをされていることでしょう)
【訃報】ラドゥ・ルプー、そしてニコラ・アンゲリッシュ|山根君雑談|MCS Young Artists
長くルプーのマネージャーを務められた板垣千佳子さんがその豊かな人脈を駆使してルプーの友人たちに語ってもらった「ラドゥ・ルプーは語らない。」という本が最近出て、同じ地上(スイス)にいたルプーに思いを馳せながら、想像力を働かせながら読めたのは幸いでした。
この本はあらゆるピアノ関係者、ピアノファン、音楽ファン必読の本だと思って・・・なに?まだ読んでいない?控えめに言って「超」が5000個ぐらい付く最高の本ですから、即座にお読みになることを強く強くお勧めいたします。かけがえのない、という言葉がありますけれど、本当の意味でかけがえのないピアニストについて知ることができる貴重な本です。
山根さん、ありがとうございます!