本日(2022年4月2日)付けの毎日新聞朝刊読書面に『抵抗と適応のポリトナリテ──ナチス占領下のフランス音楽』の著者・田崎直美さんのインタビュー記事が掲載されました。取材してくださったのは同紙記者の広瀬登さん。
今週の本棚・著者に聞く|田崎直美さん『抵抗と適応のポリトナリテ』|毎日新聞
https://mainichi.jp/articles/20220402/ddm/015/070/013000c
第二次世界大戦中、ナチス・ドイツに侵攻されたフランスの音楽活動に光を当てた同書について、研究に取り組むきっかけが、筆まめな作曲家プーランクの戦時中の書簡が極端に少ないことへの違和感だったことなど、執筆の舞台裏も語られています。
「占領下 音楽に何が出来るか」──記事のタイトルから、はからずも本書が、昨今のウクライナ情勢にたいする音楽界のさまざまな反応とシンクロするように感じられました。