『スイート・スイート・クラシック──洋菓子でめぐる音楽史』の著者・三浦裕子さんが、来年(2022年)2月26日(土)、朝日カルチャーセンター立川教室で「お菓子の世界──アフタヌーンティーと社交」と題してオンライン講座を開催することになりました。「アフタヌーンティー」といえば、『スイート〜』のなかでも第8章「エルガーとヴィクトリア・サンドウィッチ・ケーキ」のなかでもその歴史と背景が紹介されていましたが、今回はそこに焦点をしぼった講座ということで、とても楽しみです。
講座の詳細とお申し込みは以下からどうぞ▼
お菓子の世界 アフタヌーンティーと社交|朝日カルチャーセンター立川教室
https://www.asahiculture.jp/course/tachikawa/3658b260-136e-d282-7d3e-618256ad21a5
三浦 裕子(菓子研究者)
英国のアフタヌーンティーといえば、素敵なティーセットで整えられたテーブル、そしてティーサンドウィッチやとりどりの焼き菓子などのメニューの楽しさに目がいきます。そこでのティータイムは、しばし忙しい日常から離れる優雅なひとときです。
けれどもアフタヌーンティーが生活文化として根づいた背景には、19世紀後半から20世紀初頭の英国社会の変化がありました。今回はアフタヌーンティーをお菓子の紹介だけでなく、「社交」というキーワードでとらえなおしてみたいと思います。そして最後にアフタヌーンティーが確立された時代に生まれた音楽を聴きましょう。(講師・記)
日時:2022年2月26日(土)15:30~17:00
受講料(税込):会員3,333円/一般4,433円